アルテッツァのドアチェックリンク交換・アルテッツァ・R35GTR・流用・DIYに関するカスタム事例
2024年10月05日 19時40分
すでに四半世紀経過している我が車両。
私の誤った見解、認識(もちろん経年劣化もあるでしょう)で機能しなくなったチェックリンク(今回はフロント左右ドアのみ交換)。
動きが渋くなったなと思い、グリスアップしたところ、ストッパーが機能しなくなり12年余りその状態が当たり前と思っていたのですが、実はドアが途中で止まるのが正常である事をごく最近知り、部品を調達しようとするも、廃盤らしくアルテッツァ純正部品が手に入らない。
さて、どうしたものか・・・。
何かの車種で流用出来ないか、色々と調べて見たところ、AE86でR35GTRのフロント側チェックリンクを流用している記事を見つけ、これが行けるんじゃないかととりあえず購入。
左が26年余り頑張り完全燃焼(錆びててボルトは固着&破断)して朽ち果てたアルテッツァ純正品(運転席側。助手席側はここまで錆びておらず単純に運転席側の雨、水の侵入の度合いが大きかっただけの感じかなってとこです。)
右がR35GTRの純正品。
見ての通り一回り大きく(いかにも頑丈そう)、ボディ側取付部も厚く加工が必要、ドア側取付も本体からボルトが出ていてナット(写真は既にR35GTR用袋ナットを取り付けてる状態)で締める様になっています。
またストッパーロッドも三段階で止まるようになっていて、ストロークがあり全開状態も広くなりそうな予感がします。
ボディ側取付部を薄くしてやる必要がある為、グラインダーで削る準備です。
表、裏を均等に削り大体7ミリ以下になるくらいまで削りました。
アルテッツァ用チェックリンクのボディ側取付部。
ご覧の通り隙間が狭いですが、私は取付ステー?の間にプライバーを入れて隙間が7ミリ程度になる様に広げました。
そしてもう一つの加工を要する箇所がドア側取付部のドア穴拡大加工です。
上、下の穴の(上側は上端側1ミリ程度、下側は下端側1ミリ程度)
100均等に売っているリュータを使い削りました。
後、ちょっとズルをして本体から出ているボルトを若干内になる様にハンマーで軽く整えました。(叩く時は当然ナット等をはめた状態で!)
写真は加工前の穴径。
完成!
シッカリ三段階でストッパーが効きドア最大開口も広がり乗り降りが楽になった様な気がします。
最後にもう一点。
アルテッツァ(前期型)のドア側取付は割りピンみたいな棒状の部品で取り付けられているのですが、その際単純にR35の物だと穴径が大きく取り付けた際にガタが出たり最悪ピンが脱落してしまう恐れがある為、それに合ったスリーブを入れて置く必要があります。
私はヤフオクにて最初から加工された物を入手しました。
タイミングが合えばそれらを購入された方が手間は省けると思います。