カプチーノのDIY・ノイズ対策・ラジオノイズ・バイパスコンデンサに関するカスタム事例
2024年08月10日 15時13分
ラジオノイズ対策。
セラコンでパスコン入れたよ!
高校時代の教科書を引っ張り出し、何が起きているのか予想してみます。
LEDバルブによるラジオノイズは原理的に2種類が考えられます。
LEDバルブはDC-DCコンバータ、ほぼ確実にスイッチング回路による変圧回路があり、ここが高速でON/OFFを繰り返すことで高い周波数の電圧変動、リプルノイズが出ます。
で、そこからざっくりと回路から空間に放出されるノイズと電線に乗るノイズに分かれます。
ラジオを近づけても変化は無いので、恐らく電源線にリプルノイズが発生し、電源を共有するオーディオユニットに影響していると思われます。
高周波ノイズの対策は、コンデンサを使うのが最もシンプルです。
コンデンサは高周波の交流は通しやすく、低周波であればその逆となる性質があります。
またコンデンサは極めてレスポンスの速い蓄電器でもあり、電圧変動を軽減します。
故に適切な容量のコンデンサを負荷の直前に並列接続することで、高周波ノイズを除去できる……ということになります。
これをバイパスコンデンサと呼びます。
今回はテールランプとウインカーに連動してノイズが発生していることから、テール周辺にバイパスコンデンサを設置します。
コンデンサは定番のセラミックコンデンサ0.1μF。他車では80MHz付近はこれで効くらしいので、そのまま流用します。
ギボシ端子を入れて差し込み、融着テープで保護。
暑いのでテストは無し。とりあえず点灯は問題なし。
ついでにやっつけ感が目立つフード裏の断熱材を貼り直し。
骨に沿って切り、浮きを無くします。
骨部分はアルミクロスだけでも充分でしょう。
そしてテールカバーの泣き所。側面からの光漏れも処置。
黒いテープのほうが良かったかな?
思ったより目立つ。
でもビニールテープは汚くなるしなぁ。
最後にコルゲートチューブのホルダーが両面テープ弱すぎたので貼り直し。
……これでラジオノイズが取れなきゃフロントのウインカー、オーディオ、最悪はインパネもパスコンなりシールドなりしないといけないのか。
面倒だな。