ゴルフ RのTuning Evolution B.L.K・徘徊魔・テスト走行・京都縦貫道アタック・1500rpm厳守に関するカスタム事例
2023年12月17日 06時24分
京都縦貫道南丹PA
4.0℃
久しぶりの早朝徘徊魔
加速車線で1500rpm
サウンドアクチュエーターオフ
バランスが良い。
Rパフォーマンストルクベクタリング機構搭載のGOLF8 Rはアクセルオンでグイグイ旋回してイキます。
◆一石二鳥の「Rパフォーマンストルクベクタリング」
現行ゴルフRの装備の中で最も注目するべきは「Rパフォーマンストルクベクタリング」である。これは、リヤアクスルにふたつの湿式多板クラッチを設けることで、これまではフルタイム4駆の4MOTION機構による前後の可変式駆動力配分(100:0~50:50)だけだったものが、後輪左右の駆動力も可変式となった。
いわゆるトルクベクタリングとは、旋回中に左右輪の回転数を積極的に変化させることによりニュートラルステアに近い挙動に持っていこうとする機能である。コーナーで内輪のブレーキを摘まむことで外輪との速度差をつけるタイプのブレーキ式トルクベクタリングはいまや一般的だが、これを駆動輪でやるとせっかくのパワーをブレーキによりロスしてしまうことになる。
湿式多板クラッチの圧着率で駆動配分を行うeデフのような機構だと、内輪で抑え込んだ駆動力を外輪に振り分けられるのでパワーロスが少なく、コーナリング速度が極端に落ちずに済む。速さにこだわるゴルフRにはもってこいであると同時に、曲がる楽しさも享受できるのでまさしく一石二鳥の装備なのだ。
◆ゴルフの素性がいいからRが成立する
コーナリング速度は確かに速く、ターンインの後に意図的にアクセルペダルを踏み込んでみても顕著なアンダーステアに見舞われることなくさらに速度が上がる。それでも旋回姿勢は安定したままなので不安感はまったくない。
これはRパフォーマンストルクベクタリングの恩恵だと思うけれど、制動からターンインして再加速までの一連の動きが極めてスムーズなのは、電子制御式デフロックのXDSや電子制御式ダンパーを含むアダプティブシャシーコントロールのDCC、そして4MOTIONなどの統合制御に因るところが大きいと推測する。場面ごとに最適な機能が働いて上手にバトンを繋いでいるような感触を受けた。
確かによく曲がるのだけれど、個人的にはそれよりもやっぱり旋回中の速度や安定感に感心した。「そういえば、ノーマルのゴルフはどんな感じだったっけ?」と、ゴルフe-TSIアクティブにも試乗してみたら「これだって十分よく曲がるじゃん」とあらためて感服した。
ゴルフRというハイパフォーマンスモデルが成立しているのは、やはりゴルフの素性がいいからなのである。
◆シート勝手にリクライニングはGOLF8から採用された新機構
コストダウンに必死のパッチになり、基本を疎かにし、雑でいい加減なことをするとユーザーの信用を失うという悪いお手本です。
前例があるな。
なければ私に部品交換しますなどと即日回答などできないわな。
本質を見失っているVWメーカー、VW JAPANしっかりしなさい。
この車に対してあなた方は、私が許せないことを5件やり続けています。
私がこういう気分になる車は初体験ですよ。
おはようございますー。