スプリンタートレノのオルタネーター交換に関するカスタム事例
2019年12月11日 14時17分
以前から気になっていたエンジンのかかりづらさと
ナックルボルトがキチンと奥まで締め付けられていない問題を解決すべく、またまたDIY整備。
まずはナックルボルト、右フロントのここです。
ロールセンターアジャスターボルトとも呼ぶみたい。
ていうかここドロドロすぎてパーツクリーナーぶっかけて下地が出てきて初めてロールセンターアジャスター入ってるの知った(笑)
地元の車屋さんいわく、コイツがどんだけ閉めても奥までいかないし無理に回してもネジ山潰すだけだからとのことで、自力でやってみることに。
まずは摘出。キャップボルトで、10mmの六角レンチで外しました。
規格はM12のピッチ1.25、シャフト部長さ65mmのクロモリ製のものをチョイス。
ホムセンには売ってないボルトですが、ちょいと調べればネットで出てきます。
トヨタ純正ボルトではないですが、最近の車(?)の純正ナックルボルトもそう高くない値段でモノタロウから出てたりするので、
一本あたり300円くらいかければ高品質なボルトが手に入ると思います。
僕はAmazonで、ネジのトミモリというショップさんが出しているものを購入しました。
摘出したボルトが見事にネジ山潰れていたんで、受け側のネジ山も変形している可能性大。
新しいボルトを入れる前に、1.25ピッチM12のネジ山を修正中。
しっかり垂直に挿していき、
右に回していって硬くなったら左に半周、右回して硬くなったら左半周....の繰り返し。
タップ用の工具が入りにくかったんで、このタップを直接スパナで回していくという荒技(笑)
修正が終わったら新しいボルトを取り付け、しっかり奥まで入った!
一応他のボルトも同時に新品に交換して、ここの修正箇所だけ他のボルトと比べて出っ張りが少ないのが少し気になるけど....
さあ、次の作業。
オルタネーターを新品の社外品に交換。
まずは摘出ですね。
上に止まっているテンション調整用ボルトとその軸受けとなる下のボルト、
そしてオルタネーター本体に繋がっているカプラーとその隣の端子をつなぎとめているボルト、全て抜きます。
あとはコジって車の下から摘出!
自分のハチロクはアンダーガード(?)を取っ払っているのでこの方法を取りました。
新品との比較。
ARDというメーカーから出ている70Aの1万8000円のものです。
赤いプーリーがカッコよろしい。
オルタネーターは安く買おうとすれば9000円くらいで無名メーカーのが買えるみたいですけど、
さすがにこういった部品を安物選んでると寿命も気になるし、取り付けの精度低くて取り付けできないなんてことになると無駄な出費。
なので無名メーカーだけは避けました。
それでも60Aの純正品が4万とかで出品されているのを考えると、
強化モデルがかなり安く手に入ってるワケです。
アフターマーケットの充実は最高。
写真の貼り付け順ミスっちゃった、コレは摘出時の写真(笑)
先程書いてた軸受けの下のボルトを外しているときの写真です。
14mmのボルト&ナットで挟み込まれているので、双方の工具を用意しましょう。
取り外しの逆の手順で各ボルト&端子を取り付け。
軸受けボルトとテンション調整用ボルトはまだ本締めせず。
最後はベルトがピンと張るようにテンション調整、場所が決まったらボルト本締め。
とある整備士さんのYouTubeでの解説動画によると10kgの力でベルト押さえつけて4mmほど沈み込めばいいらしいです。
そんなこんなで取り付け完了したNEWオルタですが、エンジンのかかりは「ちょっと良くなった」程度w
バッテリーも新品なのに....あと考えられるのはどこだ?
写真がないのですが、この作業の前日にデフオイル&ミッションオイルの交換も実施。
デフとミッション、どちらもバカくそオーバートルクでドレンボルトが締まっていたので、身体のあちこち筋肉痛です。
インパクト調達した方がいいのかな....