ZのIACV・IACV清掃・ISCV・ISCV清掃・スロットルボディに関するカスタム事例
2021年04月06日 19時35分
ホンダPA1型Zの、スロットルボディ(略してスロボ)のIACVを外して、清掃。
他社の他車だと、アイドリング・スピード・コントロール・バルブ(略してISCV)というのがありますよね。
要するに、空気の量を微調整するバルブで、エンジンをかける時のかかりやすさとか、アイドリング状態を安定させたり。
ホンダの場合は、インテーク・エア・コントロール・バルブ、略してIACV。
SとAで何が違うの?と思ってググってみたら、全然ちがった。
全回転域でIACVの開度を微調整し続けることで、常に最適な燃焼を実現しているらしい。
(そんなすごい機能が、こんなポンコツにも?)
→ 試しに掃除してみたら、燃費が10%も良くなりました。
(良くなったんじゃなくて、悪くなってたのが戻っただけ)
注意点は……
【1】パーツクリーナー等を直接スプレーすると、壊れる
→ IACV単体では部品が出なくて、スロボ丸ごと約5万円
【2】壊れたIACVをそのまま取り付けてエンジンをかけると、ECUも壊れる。
→ ECUはもちろん、諭吉さん2桁コース
【3】ECUリセット後、IACVの状態と位置をECUに認識させる
【3-1】ECUリセットは、バッテリーのマイナス端子を外すだけじゃダメ。
ボンネットを開けて、助手席側ストラットの付け根にあるヒューズBOX。
「BackUp」という7.5Aのヒューズを抜いて、10秒。
(ググると「10分」とか「念のために20分」とか出てくるけどね)
(ホンダの整備マニュアルには、10秒でいいと書いてある)
【3-2】IACVの状態と位置をECUに認識させる
ECUをリセットかけたら、イグニッションキーをONにしただけで、セルは回さず、2秒間だけ待つ。
ホンダ車の「ISCV」を外して掃除しました、系のブログとか見ると、ECUをリセットしてないケースがあります。
あるいは、ECUをリセットしただけで、「イグニッションONで2秒間」について書いてなかったり。
(ホンダ車は、ISCVではなくIACV)
(アイドリングのスピードだけでなく、全回転域のインテーク・エアをコントロールするバルブ)