シビックタイプRユーロのフジツボマフラー・フジツボパワーゲッター・フジツボに関するカスタム事例
2018年05月17日 16時14分
ちょっとした運命のいたずらで、この CIVIC TypeR EURO と出会いました😄 基本はストリートで、軽く走って楽しんでます😊 2017年8月にCARTUNEを始めて以来、沢山の方々にフォローして頂き大変感謝しています✨ ただ、現在フォロワー様の人数がかなり多い為、全ての方の投稿に対し『いいね』や『コメント』を残せておりません😓 出来るだけフォロワー様の投稿はチェックしておりますが、何卒ご理解のほど宜しくお願い致します🥺
自分と愛車を運命付けたサイド・ストーリーです✨
少し長文になりますので、暇だったら読んで下さい😊
もぅぶっちゃけて言っちゃいますが、自分が以前勤めていた会社はココです!
20代の血気盛んな頃、ココで設計・試作・試験を行ってました。
当時、同じ開発部で親友と呼べる人間が2人いました。
その中の1人がP君です。
彼とは「いつかそれぞれが作ったマフラー付けて走りたいね〜」と良く話していた事を覚えています。
月日は流れ、今は2人ともこのメーカーを退職し、それぞれ別の道を歩んでいます。
退職後は中々連絡を取ることも出来ず、少し疎遠になっていました。
そんなある日、暇潰しにカーセンサーを閲覧していると、今の愛車を発見!
元々FN2は好きな車でしたが、個体数も少ないので、外装の状態や走行距離、エアロや内装まで理想的でなければ購入する気はありませんでした。
ところが、全ての条件が整ったFN2が自宅から20分の所にあるではありませんか!
即車両を見に行って、交渉をはじめました。
するとリヤバンパーに見慣れた懐かしいステッカーが…。
下回りを除いてみると、このマフラーが装着されていたのです。
「これはこれで運命的だなぁ」と思いつつ交渉を続け、ついに購入と相成りました。
納車から数ヶ月後、このメーカーに現役で残っている開発部の元同僚達と会う機会があり、この話しをして愛車を見てもらいました。
すると1人が「これ、開発車両じゃねっ?」と言い始めました。
このメーカーでは新しいマフラーを作る時は、ディーラーに車を借りたり、公募して応募してくれた方から車両を借りて制作します。
元同僚の1人が、開発当時の事を覚えており、その時の車両に似ていると言い出したのです。
開発車両であれば、車を借りたお礼に、その車両で作られた新しいマフラーを装着してプレゼントされます。
そしてそのマフラーには必ずJASMAプレートに『001』の打刻が付けられています。
慌てて車の下に潜り、サイレンサーに着いているJASMAプレートを確認。
そこにはハッキリと『001』と書かれていました。
しかし、マフラーだけ売り飛ばされて、他の車両に付けられている可能性もあります。
愛車の車体番号を元同僚に渡し、製品仕様書に残されている開発車両の車体番号と照合してもらいました。
結果は…
開発車両に間違いないとの事でした。
そしてその開発者は…
P君でした。
製品になったマフラーは当然工場のラインで生産されますが、『001』のマフラーは開発者が作ります。
という事はP君が手作りしたマフラーが愛車に着いている事になります。
偶然にも十数年の時を超えて、あの時の約束が果たされたのです。
それも、工場で生産されたマフラーを普通のFN2に取り付けたのではなく、彼が触った開発車両に彼が手作りしたマフラーが付けられ、その車が偶然にも愛車となったのです。
約束を果たすには完璧でした。
すぐ疎遠になってしまっていたP君に連絡し、その事を話しました。
彼も驚いた様子で、その開発当時の事を話してくれました。
「次は俺がJIN君の作ったマフラー着ければ完璧だね」と彼は言いました。
「そうすると、代表的なのはGDBかな?」と僕は言いました。
「子供もいるし、ハイオクは無理だ〜」と彼は笑いました。
長い時を経て愛車が繋いでくれた友情の話しでした。
長文読んで頂き、ありがとうございました😊