カプチーノのワンオフ・ワンオフエアロに関するカスタム事例
2022年05月25日 10時48分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
キャンバス用エアロは完全硬化まで待ちなので一時的によけて、カプチーノの方にもFRP貼っていきます。
サーフィスマット、ちぎったらモワモワして貼りにくかったので、今回はハサミでカットしてみました。
この方が貼りやすかったです。
薄いのでハサミでカットしても厚みによる段差は気になりません。
そういえば、キャンバス用で使ったハケ。
普通に再利用出来ました。
毛先が変形しないように、毛先が横になるようにしてボトルに入れて保管しましょう。
今回はコレも使ってみます。
ガラスクロス。
自分はどこかのFRP資材屋さんにならって、こんな感じに編んであるものを「クロス」、くしゃくしゃしたものを「マット」と呼んでますので、ご理解を。
コレは一般的なもので#200。
クロスの最大のメリットは「しなる」ことかと。
以前マットとクロスで同じ厚さ(重さ)の板を作って確認したことがあります。
マットの方は、固くなりますが、さらに力を加えて曲げようとすると少し曲がったところでバキッと割れます。
クロスの方は、マットと同じくらいの力を加えると、マットの数倍曲がります。
その分割れにくくなります。
かなりの風圧がかかったり、ダウンフォースが発生する車用のバンパーでは、しなりにくく変形しにくい「マット」が、
バイクのサイドカウルみたいな、転んだ時にしなって割れにくい方が良いようなものには「クロス」かむいてると言えるかと。
あれ?
なら何故ここでクロスを使うんだ?
とつっこまれそうですが・・・
クロスだと、こんな感じに曲がりが強いところでも、網目上手く合わせると結構上手く曲がります。
特に今回は先にサーフィスマットも貼っているので、さらにいい感じ。
樹脂塗ってこんな感じ。
マットでこの曲がりだと確実に浮きますし、浮かないように曲がり部分を揉んでしまえばその分弱くなりますので、繊維をそのまま残せるクロスの方がいいだろうって考えです。
この考えが正しいかははっきりしませんが、作業は楽になりますので十分アリかと。
その後マットも貼っていって・・・
こんなもんでいいでしょう。
多分200km/hくらいなら問題無いレベルになったかと。
この辺りは過去の経験からの勘・・・
ほぼ1日作業でした。
素人なのと、形が複雑なのと、マットやクロスをどう使うか考えながらだったのと、何度も休憩してたためかと。
しかし2日連続で結構大物のFRP貼りは、自分には結構ハードでした。
今日は作業お休みかも。
最後にちょっとだけ。
実はもう1つボトルがあります。
ほぼ同じものです。
予備として買っておいたものですが、中にはキレイなアセトンが入ってます。
樹脂が手に付いてしまったりしたら、ここからアセトン出して樹脂を拭き取ったり、連続作業中に洗浄用のアセトンが減ってきてしまった時に簡単に補充できたりと、ちょっとだけ便利です。