スカイラインのDIY・電動ECVに関するカスタム事例
2022年09月09日 12時54分
SZTMはスズトモとでも読んで下さい。2003年にR33を中古で購入。その後ひたすら乗り続けています。純正+α志向です(*^^*)。2009年からeKをセカンドカーとして導入し、eKがノートにサイズアップし、更にはニスモになり…。なのでそっちが実質のメインファミリーカーになり今ではスカイラインが車庫から出るのはレアケースです。しかし良い車なので今後も少しずつ手を入れながら、手放すことなく乗り続けていきます。応援宜しくお願いします。 フォロー歓迎です。(*^^*)
ついにタイマーリレーを装着し、電動ECVの開閉回路が完成しました。
開ボタン、閉ボタンを押すと、タイマーがカウントダウンしている間はモーターを駆動しているのが分かるかと思います。ボタンの上の緑のランプは、バルブが閉じていることを示すアラートです(このまま忘れてアクセル踏まないでね警告灯ともいう🤣)
タイマーリレーの動作は図のように大変シンプルなのですが、難点はAmazonで買ったときにトリセツ的なものが何も付いていない事です😅
参考にした情報①
ボタンの役割と押し方
参考②同じく
※上記の動作を叶えるモードはP-1と判明。
参考③具体的なセット手順。
これは本当に助かりました。移動する小数点の位置はこの左隣の数字が「秒」であることを示しますが(そのようにセットしますが)、小数点非表示はその数字全体でミリ秒、また全ての小数点が点灯している状態は「分」を表します。割とこの手のタイマー共通のルールみたいです😎
こんな画面と3つのボタンでよく頑張った😆
回路全体はこんな感じです。左上、青線から白線に向かう矢印みたいな記号は、その絵の通り一方向にしか電流が流れない「整流ダイオード」です。ポイントはモーターの正逆切り替えに8極リレーを使って切り替えながら、かつ開閉どちらのボタン押下時も1つのタイマーリレーを共通で使っている所ですね。
8極リレーとは、1つの電気信号入力で2つの回路を同時に切り替えるリレーです。上図では7と8の間に電気が来ていない時に5と1、6と2が繋がっており、3と4はどこにも繋がっていない状態を表しています。モーターへのコネクターの電極に注目👀
7と8に電気が流れると、磁力で内部のスイッチが切り替わり、5と3、6と4の接続に切り替わります。元々3と2、1と4をたすき掛けに短絡しておけば、図のようにモーター行きの線の+と-が逆転している事が分かるかと思います。
…で、この逆転状態はボタンから手を離してタイマーリレーが切れるまで続いて欲しい訳ですが、
あらためてこの図に戻り、左下のリレーの出番です。
一度左上の青線からSIGに電気が流れると、COMからの電流が途絶えない限り、青線からの電圧が途絶えてもSIGの電圧は保持され、8極リレーへの反転信号を維持する仕掛けです。
多分これを見て「そんな当たり前の事」と思われているのはおそらく電気屋さんだけです。私のようなメカ屋は3年掛けて自作&独学でここまで来ました…😆
総材料費1000円以内で出来るのもポイントですね。ヤフオクで販売されている電動ECVコントローラーは6000円で、2年で壊れましたから…😁