ランドクルーザー100の2UZ-FE・ランクル100・ランクル・ランドクルーザー・マフラー交換に関するカスタム事例
2021年10月26日 07時08分
お久しぶりの投稿です。
実はこの2ヶ月近く、理想のリヤビューを目指してカスタムしていました。
今回、構想から完成までの長い投稿になりますが
備忘録として残したいと思います。
これまで装着してきたガナドール GD-079。
リヤアンダーエアロを付ける前はぶっといサイレンサー丸出しでカッコ良かったんですが
リヤアンダーを付けたら、んー、なんか思ってたんと違う。。。
GD-079はリヤアンダー仕様より、丸々サイレンサー丸出しの方が断然カッコ良いんです。
さて。
どうしよう 。。
ど迫力のマフラーを見せるためにリヤアンダーを外すか、それともリヤアンダーに合わせてマフラーを取り替えるか。。。
僕のランクルのカスタムコンセプトは一貫して
「大人がサラッと乗れるカスタムカー」
求めているのはエレガントで上質なオトナの雰囲気。
一般の人が見たら純正オプションを付けたノーマル車くらいに思ってもらえる、さり気ないカスタムカーが理想なんです。
その為には上品に見えるリヤアンダーはやっぱり外せないんですね。
それならば!!
マフラーの方を交換しよう!!
じゃ、リヤアンダーに1番似合うマフラーって?
それは僕の中ではすでに答えが出ていました。
ガナドール GD-100。
俗に言うガナスクエア4本出しマフラーです。
なぜリヤアンダー装着車にはスクエア4本出しなのか。
このマフラー、サイレンサーが小さくてリヤアンダーに収まりが良いんです。
ちょっと見、モデリスタのTOYOTA純正オプションマフラーのようにも見えますよね。
真後ろから見ると、スクエアとは言いながら、実は六角形に近いお上品な形。
しっかり厚みを持たせたカール形状仕上げのリップも高級感を演出します。
横から見てみるとランクルのリヤアンダーのラインよりわずかに跳ね上がっている角度もちょうど良く、僕が理想とするエレガントなリヤビューにはピッタリなんです。
性能面でも文句は無く、メーカーの公表値ではパワーもトルクも上がるようだし、V8サウンドも煩すぎず、静かすぎず、しっかりと低音の効いたメリハリのあるジェントルなV8サウンド。
GD-079が「ブォン、ブォン」というサウンドに対し
GD-100は「ボォン、ボォン」と一段低い音色。
まさに僕の思い描く、気持ちの良いV8サウンドをわずかに残して走り去って行く理想のマフラー音です。
今回のカスタムのメインはこの4本出しマフラーをいかにカッコ良く装着出来るかに全てがかかっています。
では、早速カスタムに取り掛かりたいところですが。。。
実は今回のカスタムをするに当たって色々とクリアーしなければいけない事があるので、まずは沼津の陸運局に出向き、担当の方に詳しく教わってきました。
僕が懸念していた問題も何とかクリアー出来そうな事を知り一安心。
担当して頂いた男性職員さん、お忙しい中いろいろと優しく教えて頂きありがとうございました。
では、今度こそカスタムのスタートです。
まずこれまで装着していたTOYOTA純正リヤアンダースポイラーを取り外します。これは後ほど4本出し用として再利用するので大切に保管しておきます。
肝心かなめのマフラーはネットで購入。昔は本格的なカスタムショップでしか買えなかったデカイマフラーなんて部品が、今では家に居ながらにして買えて、翌日には玄関先に届いてしまう、本当に便利な世の中になりました。
取り付けはいつもお世話になっている近所のトヨタディーラーに持ち込みました。
なぜ自分で付けなかったか?
これまでにs13、ln106、hdj81vなどマフラーは自分でジャッキとウマで交換してきましたが、今回のマフラーはフロントからテール出口までフルデュアル。しかもこれまで装着していたGD-079もかなり使い込んだため、ボルトが固着している可能性を考えると、支柱リフトでしっかりランクルを上げてもらい、プロの整備士さんに任せるのが一番良いと判断しました。いわゆる対費用効果ってヤツですね。
ディーラーにクルマを2日間預け、無事に取り付けてもらいましたが、クルマを見た瞬間に、、、あれ?
左右で見比べると左が下がってる(汗)
ガナドール ではよくあることですが左の方が数ミリ下がってたので、再度ディーラーで調整。
何度も取り付けたり外したり、、、これ以上は調整できません、とメカニックさんに言われましたが僕から見ればまだ全然ズレている(汗)
最後は「あの、、、片側のステーに何枚かワッシャーを入れてみてはいかがでしょうか。。。(汗)」と僕から提案。
なんとか左右均等にはなりました。
トヨタディーラーさん、この度は何度もお手数をお掛けしました。
なんとか左右の高さが揃ったマフラーですが
実はこれではダメでした。(頑張って下さったディーラーのメカニックさん、ごめんなさい)
ガナドール の規定の取り付け位置では思っていたより高すぎて、マフラーとバンパーが近すぎるんですね。
この後マフラーに合わせてリヤアンダーをワンオフ製作してもらうのですが、リブのトンネル加工を綺麗に作ってもらうには、もう少しマフラー位置を下にしたいんです。
そうすることによってリブを深く取れるし、リヤからの眺めがドシっと安定感がでてより迫力のリヤビューになるんですね。
マフラー位置が上にあるとスポーティー感が強調され過ぎてしまい、車が薄く見えてしまいます。
それでは僕の理想とするエレガントで安定感のあるリヤビューとは違ってしまいます。。。
ここで登場するのが困った時のクルマ友だちHIDEくん。
HIDEくんとは幼稚園からの幼馴染で、何でも言い合える間がら。
しかも幼少時代から2人とも大のクルマ好きとくればマフラー位置の調整なんてお手の物。
今回彼のガレージで2人で納得がいくまで微調整。
なんども下げたり上げたり、また下げたり。。。
いや、もうちょっと1ミリ上げたり。。。
友達だからワガママ言えて良いよね。
やっぱりいくつになってもクルマいじりは楽しい!!
よし、この位置だ!!ここに決めよう!!完璧な高さ!!
ようやく納得のマフラー位置が決まりました。
次はいよいよこのマフラー位置に合わせてリヤアンダーの製作です。
リヤアンダーの製作をお願いしたのは
以前のGD-079の時にもリヤアンダーを作ってもらった東京都江戸川区にあるカーボディ渡辺さん。
彼のエアロ加工の腕の良さは前回で分かっていたので、今回も安心してお任せしました。
前回はマフラーにビタビタに近づけてトンネル加工をお願いしましたが、今回は少しクリアランスを開けて、より純正っぽく見えるように作ってもらいました。
形もトンネルの角は出来るだけアールを大きくしてもらい、やわらかで自然な仕上がりに。
リブには十分な厚みを持たせ高級感ある仕上がりに。
見えない裏部分はマフラー熱や振動でもビクともしないようにかなりの高強度の耐久性を持たせて作ってもらいました。※ 企業秘密の部分なので詳細は書けませんが、ドイツの某高級車のバンパーを一部切り取り使っています。
お陰様で本当に希望した通りの、まさに純正と見間違えるほどのリヤアンダーが完成しました。
指で触ってみてもどこもかしこもツルツルで、最初からこの位置にトンネルがあったよね?と言いたくなるほどの出来栄え。
後日、別のエアロ加工職人さんに見てもらう機会があったのですが、あまりの仕上げの完璧さに唸っておりました。
みなさん、リヤアンダーのご相談はカーボディ渡辺さんまで。彼の腕、間違いないです!!
さあ、いよいよスクエア4本出しに合わせてリヤアンダーも装着されました。
正常な感覚の人ならこれで充分満足。万々歳のリヤビュー完成となるのでしょうが、僕の中ではこれでようやく50パーセントの完成です。
では残りの50パーセントは何をするのか??
完璧に作ってもらった最高のリヤアンダーに合わせて、さらに最高のリヤビューになるようにマフラーを加工するのです。
ランクル100 純正のリヤアンダーは内巻きエアロではなく、外に張り出した形になっているため、標準バンパー用に設定された吊るしのガナドール マフラーではエアロの出面に対してかなり内に引っ込んでしまいます。
せっかくの格好良さを50パーセントマイナスにしてしまいます。
それではせっかくのガナドールスクエア4本出しがあまりにももったいない。
もちろんそんな事はカスタム前から百も承知で、すでにマフラー延長加工してくれる最高のショップさんを探しあて、施工の予約済みなんです。
なので東京のボディーショップから帰ったそのままの足でマフラーを加工してもらえるようにショップさんにクルマを持ち込みました。
お願いしたのは静岡県富士宮市にあるB.L.STYLEさん。
社長さんご自身が某有名マフラー会社の企画製作をしていた方で、これまで作成してきたカスタムカーをホームページで見せていただくとセンスの良いクルマたちばかり。
溶接に関する知識も設備も素晴らしく、今回のマフラー延長に関してかなり細部にまでこだわって作ってもらいました。
僕の希望は、とにかく自分のコンセプトである
大人がサラッと乗れるカスタムカーにピッタリなマフラー。
マフラーの突出量に関しても出過ぎず、引っ込みすぎず、跳ね上げすぎず、もちろん出口が下がっているなんてもってのほか。。。そう、一言で言えば
上品でエレガントだけど迫力のあるカッコ良いマフラー!!
この相反する条件の厳しいマフラーを見事に作りあげてもらいました!!
さらに今回選んだガナドール スクエア4本出しマフラーは、僕のように車高を下げて走ると、ラテラルロッドとパイピングが当たってしまい、ガチャガチャと嫌な音を立ててしまいます。音だけならまだ良いのですが、ずっと干渉しながら走り続けているうちに、マフラーの吊り下げステーが折れ、最悪の場合、走行中にマフラー脱落なんて事にもなりかねません。
今回、その干渉部分を上手に逃がしてもらい、低車高でもまったく当たらない、ストレスフリーでブンブン乗り回せるクルマに仕上げてもらいました。
B.L.STYLEさん、ありがとうございました。
そして いよいよ‼️
これが新たに完成したLDC号です!!
いかがでしょうか?
世界にひとつだけのLDC専用リヤアンダーとそれにビシっと合わせたスクエア4本出しマフラー‼️
もう、どこからどう見ても理想どおりの仕上がりです!!
ハイクオリティー&ハイスペックのガナドールマフラー!!
最高の腕を持つ職人さんによるリヤアンダーエアロ加工!!
そして究極の加工技術と最高の設備による極上の仕上がりのマフラー!!
この3つのうちどれか一つでも欠けたら僕の理想のスタイルは完成しませんでした。
そして友達のHIDEくんはじめ、陸運局の職員さん、ディーラーのメカニックさんなど関わってくれた多くの方達のおかげで理想のリヤビューが完成しました。
皆さん本当に感謝しています!!
カスタム開始から、自分が納得できる仕上がりになるまで、約2ヶ月近く掛かりましたが、あれこれ考えているその期間は本当にワクワクして楽しい時間でした。
GD-079時代より、グッとエレガントになったリヤビュー✨✨
低音の響くV8サウンドも最高です😍✨✨
以上が今回のカスタム記録です。
ここまで読んで下さったみなさん
本当にありがとうございました。
そして
これからも仲良くしてください😊
どうぞ宜しくお願いします✨✨