エブリイバンの荷室カスタム・ベッド・イレクターパイプに関するカスタム事例
2018年09月02日 17時08分
ヤザキのイレクターパイプと型枠用塗装合板で荷室フロア兼ベッドを組みました。
普段はたくさんの機材を積める大きなフロアとして、車中泊をする時はインフレーターマットを敷き詰めることで一面の平滑なベッドとして快適に使えています。
積む機材と乗車人数によっては前半分をたたむことで、セカンドシートも使えます。左右で分割された前側のフロアパネルは乗っけてあるだけなので持ち上げれば外せます。フレームは横に渡す補強の骨や筋交いだけを外して縦の骨は斜めに下ろせばセカンドシートが起こせます。フロアパネルもフレームも左右に分割してあるので左右どちらかだけでも、もちろん両側でも好きなようにシートにできます。この状態で乗り降りやシートベルトにも干渉しません。この作業は全て工具無しで行えます。
フロアの下左側は常用している台車と前半分のフロアパネルを収納出来るサイズに2段でパイプを組み、右側には発電機がジャストサイズで収まるようにしています。後側のフロアも外すことは容易ですが、載せるものも大体決まっているので普段から組みっぱなしにしています。
ベッド使いする時は全ての荷物をどけないといけませんから、その点は不便ですが、大抵は助手席をたたんで載せ換えればなんとかなります。何より平らな床が出来たことで車中泊はグンと楽になりました。高さなど、市販のベッドキットに近くなり、市販品を買っても良かったのかもしれませんが、床下収納の形や寸法、シートアレンジの方法等に工夫が出来た所はオリジナルで設計した甲斐があったように思います。
金額的には最安のベッドキットより少しくらいはリーズナブルだったかな。
パネルを全部剥がしたところ。後側は金属ジョイントでガッチリ組んで、前側は全て工具無く外せるプラスチックジョイントで組んでいます。フロアパネルはベッド使いだけではないのでクッション材を貼る予定はありません。
ここまで骨入れて補強しなくてもよかったかも。ギリギリサイズで組んでいるからそうそう壊れません。筋交いを外した状態でもグラつきはないです。
運転席後ろのセカンドシートを使用する場合。ドア側前後方向にあった縦フレームはこのように斜めに下ろせるように支点部分に可動ジョイントを採用しました。