ロードスターのフルコン・圧力センサー・MAPセンサー・tunerstudio・speeduinoに関するカスタム事例
2024年08月03日 23時38分
お久しぶりでございます(。-∀-)
今日はノスケさんのとあるカスタマイズ。
以前から気になってた点の改善にもなるといいなと思い、挑戦してみた次第です。
今日の作業はこれ。
圧力センサーの移設です。
元々ECUの基板上についていた圧力センサーですが、測定箇所はスロットル直後、ECUは助手席足元。
すごく遠いんです。
その間をチューブで繋いでいました。
そりゃ、圧力変化が伝播するには時間がかかるし、圧力や熱によるチューブの収縮、チューブの太さや長さによる抵抗・・・色々な影響があると考えていました。
物理変化よりも時間的には電気が流れる方が速い。
チューブは短く、配線を長くすることでレスポンスアップやアクセルオフからオンへの切り替わり時のギクシャクを改善できないかと考えたわけです。
使用する圧力センサーはこれ。
ECUについていたものと同じです。
念の為、元々ついていたセンサーは外して保管。
今回は新たに購入しました。
特性はこんな感じです。
元々ついていたセンサーと同じなので、パラメータは変わらないハズ。
キャリブレーションは必要ありません。
アクセルオフからオンに復帰する際、これまで激しく前後にゆすられるようなギクシャクをすることがありました。
極端なオンオフを繰り返すような状態、と言えばいいんでしょうか?
これは、実際に圧力が変化してからそれをセンサーが検知して燃料噴射に反映されるまでのタイムラグによって起こるのではないかと考えました。
オフからオンは状態変化が大きい。
なのでアクセルオンにした直後の吸気量に対して、センサーが検知した時には時すでに遅し、みたいな。
エンジン内の空気の状態と燃料の量が一致せず、ベースマップも空燃比の補正もズレてギクシャク、それに合わせてアクセルを踏む足も僅かながら動いてしまい、ますますギクシャクするのではないか、と。
シールド線を用いてハーネスを製作。
移設後、今の所ギクシャク動作は出ていません。
レスポンスはアップしたかどうかは明確な体感はできませんでしたが・・・
それでも、ギクシャク動作がなければ大きな進歩です。
そんなテスト走行中、見覚えがある車が信号待ち中に我々が向かう方向に走っていきました。
あ、やっぱりそうだ。
気付いてたかなぁ?
と思いながら横をすり抜け、帰路に着きました。
おまけ。
会社のカエルくん。
今日も元気でした。