ヴィッツのhideさんが投稿したカスタム事例
2018年04月20日 17時09分
ダッシュボード自作作業風景です✨
MDFでモニターを固定する枠を切り出します
MDFは柔らかい木材なので
これだけ細いカットは神経使います・・・
左右分の枠を切り出せたらダッシュボードに
あてがってみて高さなど位置の具合を見ます
一度車にダッシュを付けてみてモニターの
角度や位置など運転席に座った状態での具合も
調べます。終わったらMDFの切れ端で
枠を固定する足をホットボンドで接着します
ノーマルのメーターフードを全部撤去して
くり貫かれた穴の部分にFRPでフタをします
要はダッシュボードをフラットにします
4ここは面積が大きいのでFRPも複数回
に分けて塗り重ねなければいけません
特に中央部分はシナリますので
3~4回はファイバーを重ねました
おかげで純正ダッシュ同等の強度が
出たと思います
モニター枠回りにもFRPを貼る準備をします
以前はウレタンの泡で回りを囲って”型”に
してましたが作業がめんどうなので今回は
ボール紙で代用しました。しかしこの場合は
ウレタンと違い紙なのでベースの強度はなく
FRPを複数回重ねて強度出しせねばなりません
ダッシュパネルの別パーツも合わせてみて
足りない箇所もFRPにて作ります
全体をくまなくチェックして
穴がないか、指で押してみて強度は大丈夫か
など調べ、問題ある箇所にはまたFRPを
貼って強度を上げます。これをしないと
上にパテを盛っても割れる可能性があります
FRP硬化を待ってサンダーである程度
表面を慣らしてついでにポリパテの
付きをよくする為の足付けも行います
手前の板の上にパテと硬化剤を乗せ
コネコネ・・・
ポリパテ盛り付け一回目
ここから削って盛っての繰り返しで
表面を滑らかにしていきます
この作業で仕上がりが決定するので
納得いくまで根気よくせねばなりません
この後にも中央に追加メーターを
埋め込まなければならず、また
FRPとパテを使っての作業です
まだまだ終わりそうにないですね^^;
埋め込む追加各追加メーターと同寸の配管パイプをメーターの奥行きくらいの長さに割り、樹脂で固着しないようにガムテープでマスキングします。埋め込む位置を慎重に決めて場所をペンで下書きします
ドリルで穴をあけてジグソーで下書きにそってカットしていきます。いきなり全部切るのではなく常に配管パイプを当てがいながら角度と位置を見ていきます。ただでさえ狭いビッツのダッシュなので開ける穴は最小限にしたいので。画像は位置を完全に決めて仮固定した状態です
ボール紙とガムテープでメーターの背中の”コブ”部分とダッシュに埋まる”皿”部分のベースを作っていきます。後でパテで仕上げますが、ここである程度カタチを作っておけばパテの使用量も少なくてすむので根気よく作ります。そこそこカタチになってきました
上から見るとこんな感じ^^
取ってつけたメーターではなくダッシュと一体感があって
イイ感じでしょ?★
出来たベースにグラスファイバーを貼り付けていきます。ファイバーはこの状態だと少し硬いので貼り付けるのは大変です。ホットボンドで取れないように端だけを点付けしていきます。ある程度密度が出るように隅の隅まで慎重に貼ります。隙間も出来るだけ出ないように気をつけます。ファイバーが入ってない樹脂はもろくすぐに割れてしまいます
いよいよポリエステル樹脂を塗っていきます。そこそこ厚塗りして強度を出していきます。全部塗り終えたら端などファイバーが回りにくい箇所をさらに上から貼り付けていき樹脂を盛っていきます。この作業中に樹脂を切らしてしまい、中途半端に塗った状態になったので慌ててホームセンター(k)に買出しに行きました。数日前には樹脂は売り切れていたので、置いてあるか不安でしたが、ありました^^
乾燥したら中の型を取り外して裏から端っ子など
樹脂厚が薄くなる場所にファイバーと樹脂を付けていきます。これで下地は出来上がり★後はパテで表面を平滑にしていき、塗装したら完成です^^
パテを平らにしてサフを吹いた状態
かなりごちゃごちゃしていますね(^_^;)
レザーを貼ろうかとも考えましたが
凸凹した面は難易度高く、無難に
艶消し黒で塗装しました
pivotのオーディオゲージ
電圧計とVU計になります
音楽似合わせてビンビン動く
VU計は見ていてたのしいです
夜はこんな感じ
派手派手仕様(笑)
自作にしては そこそこ
がんばったほうでしょうか?