カプチーノのHT07-4A・F6Aオーバーホール・ポート加工・タービン交換に関するカスタム事例
2023年05月18日 13時14分
ゴールデンウィークが始まる前の5月1日。
通勤中に煙幕を貼ってタービンブローしました。
装着直後からたまに白煙が出ていたのですが、オイル下がりでも始まったかな?と気にしてませんでした。
通勤にしか使ってなかったのですが、最後の頃はブーストのかかりが悪いなとは感じていました。
以上の事からタービンの初期不良だったので保証で交換していただけました。
届くのはゴールデンウィーク明けとなるので今まで使ってたRHB31FWに交換して迎えた休み明け。
今度はエンジンがブロー。
2番と3番の圧縮が6キロしかありません。
エンジン開けてビックリ!
納車時から2番3番の圧縮が低かったのはこれが原因だったようです。
店の人にも冷えてるとノッキングが酷いと言われていたので最初から抜けていたみたい。
そういえば負圧が低かったりフラフラしたりで不思議に思っていたことがあったなと思い出して全てが繋がりました。
ブロック上面は一度修正してあるため今回は0,01以下で修正無し。
ヘッドは0,06追い込んでツライチ。
バルブを抜いてポートの段付き修正と断面積を一定に削り込みます。
センターリブは水のラインが近かったので確認しながら削るのが面倒でエッジを立てるほど追い込みませんでした。
届いたタービンを組み込みヘッドガスケット待ちで3日放置。
ガスケットが届いて作業再開。
ヘッドガスケットはフォレストエンジニアリングの2,25mmをセレクト。
鉄ブロックとアルミのヘッドはヒートサイクルで抜けやすいのでカッパースプレーでおまじないしておきます。
ヘッドカバーを乗せてからの作業が異常に長く感じます。
なんせこの日の気温は33℃
暑さに慣れてない体には堪えます。
モチベーション0で組みましたが4時間ほどで完成。
ロッカーアームのエンジンを開けたあとの始動は2回落ちた経験があっていつも緊張します。
300キロの慣らしを終えたら再セッティングの予定です。
なんか見えた気がしたけど気のせい。
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ちなみにゴールデンウィークは預かっているシビックの作業をしていたら終わっていました。
溶接止めロールケージ製作に塗装。
更にインテの脚周り移植の予定もありましたが雨が降ってダラダラしていました。
今年の秋には登録したいとの事ですが果たして間に合うのやら…