その他のDIY・バイクネタ・ベンリィ・ドラムブレーキ・整備記録に関するカスタム事例
2020年05月12日 05時29分
先日ベンリィのフロントブレーキのプチメンテをしました
サクッと外して
ドラムをパーツクリーナーで清掃&脱脂&点検
ついでにハブベアリングの点検も
こちらも清掃&グリスアップ
特にブレーキカムは念入りに👍
ブレーキライニング部分は軽くペーパーを当てておきます
ライニング残量もまだ使えそうです。
そして組み付け
ブレーキワイヤーとスピードメーターワイヤーを組み付けてアクスルシャフトを締めつければ良いんですが…
この手の2輪車のドラムブレーキはここでひと工夫をするとブレーキフィーリングがかな〜り良くなります。(ホンダの整備書には書いて無いです)
ブレーキレバーを握りながら(ブレーキをかけながら)アクスルシャフトを締め付けます。
たったこれだけ😆
これをする事でブレーキライニングが2つともドラムに押し付けられた状態でブレーキパネルの位置が決定されるので
ブレーキライニングがブレーキドラムに対して片当たりをすることが防げます。
結果、ブレーキフィーリングの改善、ブレーキの当たりが出るまでの時間の短縮等いい事しか無いはずです。
カブやベンリィ、モンキーやエイプ、ダックスやシャリィなどドラムブレーキ車なら全て使える技です。
私はこれをドラムブレーキのセンター出しと呼んでいます。
ブレーキカムが2つあるタイプ(SR400とか)のドラムブレーキはこの方法ではダメです。
あと油圧式のドラムブレーキもダメ(そもそも不要)です。
ドラムブレーキのフィーリングが悪いと感じている方、私が何を言っているか分からない方、ディスク化を検討している方、試してみる価値有ると思います!
ダダで出来ますし(笑)