3シリーズ クーペのE36・E30・スワップ・BMW・チューニングに関するカスタム事例
2022年08月08日 19時04分
はじめまして E36に乗って20年あまり、コツコツ改造してここまで来ました。1980年代から90年代のDTM車両を目指して車両を作り上げました。E36のM3には、M3BとM3Cがありますよね!でもM3Aが無いんですよ、きっとDTMでしか走っていなかったS14エンジンを積んだE36がM3Aだと勝手に決めつけて(笑) E36M3Aと呼んでます。
36の駆動系(その2)
エンジンをようやくマウント出来、メンバーにあたらないようにドライサンプ仕様にしました。ドライサンプ用にするためオイルタンクを何処かに設置しなければならず、エンジンルームに入れるため、最小の4Lタイプをチョイスしました。※レースメインで考えるのであれば、8L以上が望ましいとのことだったんですが、ストリートメインなので諦めて4Lタイプにしました。※この後、オイル交換が大変な事を思い知らされます(爆)、オイルパンからオイルを抜けないので、オイルタンク上部からエンジンを循環させてオイル交換をするはめとなりました。(本当大変💦)
マウント後、設置されたドライサンプユニット
ドライサンプ用オイルパン
ドライサンプユニット
次に補記類ですが、TOYOTA MR-S用パワステポンプとステアリングギアを流用しました。※純正のパワステがエンジン配置によって干渉するため変更するこになったんです。また、デスビを取り外し、イグニッションコイル化と4連スロットル化をしたかったんです。その為、NISSAN-プリメーラ用クランク角センサーを加工し、フルコン制御(LINK64bit-モンスーン)での仕様となりました。
E30M3エンジンは、発熱量が半端なく高く、夏場真剣に走っているとすぐにオーバーヒート気味になります。その為、E36-328i用大型ラジエーターを採用しました。また、エンジンレスポンスをよくする為にクランク軸に付いたファンカップリングを取り外し、電動プル式のラジエーターファンに変更してます。※これにより35°くらいの夏場峠でも水温安定しました。ついでに、エンジンオイルの管理も必要と思い、2層式オイルクーラーを設置し、エンジンオイルの劣化を防ぎました。
それ以外にも様々な変更を施しようやく完成した次第です。関係者各位の皆様のお力があってこその仕様となりました。本当に感謝、感謝、感謝申し上げます。ありがとうございました。