ランサーエボリューションのDIY・ブレーキパッド交換・ブレーキローター交換・サイドブレーキ調整・純正ブレンボに関するカスタム事例
2020年11月18日 20時51分
純正ブレンボのリアブレーキのディスクローターとパッドを交換しました。
いつも通り、リアをジャッキアップしてウマを掛けてタイヤ外します。
室内のサイドブレーキワイヤーを目一杯緩めておきます。
センターコンソール外した方がやり易いです。
パッドを固定してるピンをピンポンチで抜いて、パッドを外します。
リザーバーのブレーキフルードを少し抜いてから、ピストンを戻します。
専用の特殊工具があれば良いですが、今回は使わずにやる方法です。
リアの純正ブレンボは対向2ピストンなので2つ同時に戻さないと、もぐら叩き状態になるので、写真のような感じに大きめの工具でクロスしてピストンを押し戻します。
キャリパーを固定してる17mmのボルトを外して、キャリパーを避けておきます。
ローター外す前に、ゴム栓を真下に持っていきます。
タイヤを一度嵌めて、回せば楽に回せます。
別にゴム詮部分が下に来なくても良いのですが、稀にシューが引っ掛かってローターが抜けて来なかったりするので、アジャスターを触れる様にする為です。
ローターは錆とかでハブに固着してることが多いです。
M8のボルトを通す穴があるので、ボルトを用意して、ねじ込めば取れます。
ゴム詮は再使用するので、抜いておきます。
サイドインナーシューのアジャスターをある程度縮めておきます。
どっちかに回せば縮むか伸びるかします。
インナーシュー表面を粗めのペーパーで磨いておきます。
ペーパーは100番台以下がオススメ。
後は交換するローターとパッドを取り付け、元に戻します。
念の為、キャリパーを固定してるボルトにはスレッドコンパウンドを塗っておきました。
パッド、ローター共にフロントと同じプロジェクトμに統一。
インナーシューの当たり調整は、アジャスターを伸びる方向に回転させて、一度ローターに当てきってからほんの少し戻して、ローターが手で動くか確認します。
結構ギリギリまで詰めてみました。
ローター側が終わったら、室内のワイヤーを調整して終わり。
取説には基準5~6ノッチとありますが、3ノッチくらいに調整しました。
外したローターとパッド。
パッドは少ないとこで4mm。
ローターはスリットが消えかけてて、見た目の割りに指でなぞってもツルツルでした。
少しの間は当たり付けをするのに大人しく走らないと。