カプチーノの自作エアロに関するカスタム事例

実は2011年のOCには、もう1台自分が手掛けた車が参加していましたが、これがかなり問題ありまして･･･
ひどい目にあった･･･

コチラもOCに間に合わせたいということと、オーナーの知り合いらしい板金屋さんで塗装を手配済みとのこと。
たしかOCの2～3日前までに仕上げればいいと言われたけど、それだとギリギリ過ぎるからと、自主的に1週間前までに仕上げるように作業を進めてたのですが、いきなり納期を1ヶ月早められました。新たな納期の数日前に･･･
当然作業をやりきれないので、板金屋さんなら可能な作業を残し、メインの加工のみどうにか終了。
あとは板金屋さんで進めてもらうように話して引き渡したわけですが･･･

OC当日になって車を見たら、残った作業には全く手がつけられないままに塗装されてました。
しかも車体と違う赤で･･･
欠けてたボンネットもそのまま塗装･･･
ありえん･･･
画像がボンネット明けてるのも、ボンネット閉めるとボンネットの欠けがすごく目立つため。

板金屋さん、1ヶ月も前倒しして何やってた？
と、最初は思いましたが、オーナー本人の発言がコロコロ変わるので、オーナーの発言自体がデタラメだったのは間違いなさそうで、塗装も板金屋さんではないのかもしれません。
真実は不明です。

事前に話して、赤と黒で塗り分ける事になり、そのつもりで製作していたわけですが、結局赤単色で塗られてました。

画像加工。
予定ではこんな感じになる予定でした。

そして一番ひどかったのは、持ち込まれたフロントのベースバンパー。

テイクオフを持ち込むと聞いてましたが、持ち込まれたのはコピーエアロ。
ヘッドライト間の取り付け部が下に大きく曲がりどう考えても付きません。
そして取り付け部をカットして車体に当ててみると、左右共にフロントフェンダーから10cmほどバンパーが外に出てます。開いてしまってるわけです。どう考えても付きません。
低品質な樹脂を使うと硬化後も歪んでしまうんです。
エアロは正規品を買いましょう。

結局切り刻んで接着し直して、どうにか付けました。

しかし、ある程度進めたところでバランス確認したら、ウインカーがタレ目になってることが発覚。
多分歪みの後遺症･･･

遠目確認って大事。

結局ウインカー部分をくりぬいてタレ目も修正。

こんな状態で納期早められたので自分にはどうにもなりませんでした。

ちなみにリアのミヤモトウイングとアスバンパーは全く問題なく、加工もすんなり。

フロントも正規品なら納期早められてもなんとかなったかも。

趣味でやってるので、今後怪しくて楽しくない依頼は受けない方向で。