デミオの車高・オープナー・スペーサー・ハブリング・お滝のオイルメモに関するカスタム事例
2025年03月27日 21時36分
純正キャンセル界隈のヤバい方々の投稿で霞む前に小ネタの供養投稿。
なんか左右のリア車高バランスが悪い気がしたので右の1mmシートを外して左に1枚追加。
リアハッチのオープナーが破れて反応しづらくなってしまいました。
ウチで預かっているたろーさんのリアハッチのと変えてよいか聞いたところ
快くOKして頂きました
爪で留まってるだけなので簡単に外れますね
前期と後期で違いは無さそうです。
強く押さないと反応しなかったのが感度3000倍まで治りました。
なんかリアからブレてる音が聞こえると思ったら犯人はコイツ。
7mmスペーサーの厚みが場所によって微妙に違っていたのが原因。
7mmでも余裕があったため安心と信頼のキョウエイ8mm
しかし内径が75のためセンターとハブリングの隙間が出てしまい芯も出せない状況…
みんな揃っとるな、そんじゃあ
この隙間をどうしたか話をしたろう
俺はスペーサーのセンター出しをするために外径75内径54のハブリングを買ったんだ
そしてヒマラヤの山奥に住む旋盤屋に10mmから7.8mmに削って貰うつもりだった
アルミの側面をYO!
旋盤屋がよ、フライス盤を使ってえりゃーいい精度に削ってくれた
樹脂より硬くて丈夫なアルミを削ってくれたもんな
アルミだぞオメェ!
それをハブに付けたらビッタだ☆
千円カットで1/100mm精度はコスパ最高なので次回も頼みたいと思います。
グレートですよコイツはぁ〜〜
暫くはこのスタイルで
お滝のオイルメモ⑯【中小企業オイルの秘密】
量販店に行くと有名な銘柄のオイルが多いですが、ネット通販などでは非常に多くの企業のオイルが売られています。小さい車屋みたいなチューニングショップから売られているオイルもありますよね。
小さい会社でもオイル開発なんて出来るの?と思われるかもしれませんが、実はそういった中小企業のオイルはカルピス方式なので誰でもオリジナルブランドが出せます。
ベースオイルを水に例えると、混ぜるだけでジュースを作れるカルピス原液はDIパッケージと呼ばれる物に相当します。
調合を施したのをDIパッケージと言い、添加剤単品はコンポーネント添加剤と呼びます。
そしてDIパッケージは各規格の認証を受けた品質となっており、DIパッケージを使用したオイルは認証を通し直さなくても良い事になっています。
ドリンクバーに行くとオレンジカルピスやメロンコーラなど少し味変できるボタンがありますが、同じようにDIパッケージとベースオイルの他にポリマーや流動点降下剤を足したり他のDIパッケージやコンポーネント添加剤と組み合わせたりして個性を出す事も出来ます。
品質は既に満たされているので、中小企業のオイルは言わば添加剤のドリンクバーでどんな味にするか決めるだけの物です。
実車テストもしている会社もありますが耐久性を見るのではなくドライブしてエンジンに不具合が出ないか確かめる程度です。
※写真出典 ミカドオイル
カルピスは原液が多いと美味しいですし少ないと薄まって不味くなります。
同じようにDIパッケージも規定比率より多いと性能が上がりますが少ないと性能が低くなります。
規定量より約1%より少なくすると上の写真のように規格ダウンする程に性能が下がります。
ですが逆に1%未満なら規格ダウンしないので、気付かれないように安く同じ規格に出来てしまいます。勿論コンマ数%下げるだけで性能は下がるので安いオイルの落とし穴です。
あとはベースオイルに鉱物油を混ぜたり、なんとか規格“相当”とつけて規格通してない格安オイルなんかもありますね。
誰もが知ってるメジャーなオイルメーカーは格好悪いからみたいな理由で、馬力上がるスポーツカーが使うスポーツオイル!みたいな聞こえの良い謳い文句のマイナーオイルを使う人がいますが、エンジンオイルの一番大切な仕事はエンジン保護です。
大企業はDIパッケージを使っていません。各種添加剤を膨大な開発費で研究し調合しています。
自分が使うエンジンオイルをどれ程知ってるだろうか、本当に必要な性能と信頼があるか考え直すのは車好きとして大切なことだと思います。
オマケ
日本の中小企業は殆どDIパッケージを使用してオリジナルエンジンオイルを作っていますが、その全てはアメリカ産かイギリス産です。
つまり本当の意味で国産のブレンドオイルというのは存在せず、どうしても国産にこだわりたいならDIパッケージを使用していないかもしれない出光やJXTGのオイルにすがるしかないと言えます。