その他のカタナ・刀・バイクに関するカスタム事例
2019年09月28日 16時11分
SUZUKI GSX1200S カタナ
そのクラシカルで見覚えのある四角いテールランプの後ろ姿に、ひとは、時に先行を許した屈辱感を覚え、また時にノスタルジーを覚え、時に明快な好奇心から、皆等しく、追いすがる。
しかし、そのクラシックは一昔前ではあるが、現代の心臓と足腰を持つ一線級のバイク。
彼らが目の当たりにするのは、遠のくテールランプだけ。
その後ろ姿に、なにが見えると言うのだろう。旅を続ける固い意志?
旅を楽しむ爽快さ?
旅に逃げ続ける社会不適合者の卑怯さ?
一つだけ言える事は、抜き去る側でい続けたいという事。
何故なら、後ろ姿とは見せるものであって、眺めるものではないはずだから。
それこそが、向こう側とこっち側を分ける境界線。
道を譲ってくれる車には、抜き際に左手を上げ感謝を示し、徐々にペースを上げてゆく。
この区間、一定以上のペースを保てば、立派なワインディングとなる。
しかし相変わらず、路面は所々荒れている。コーナリング中に、サスでは吸収しきれないギャップを越えると、鉄フレームがSexyに身をよじる。
それを全身で優しく抱きしめながら、一緒にコーナーを抜けてゆく。
久しぶりのダンス。楽しくないワケがない・・・
30年物のバトルスーツを引っ張り出しました。
体型が変わり果て、着れない事はありませんが、運転は出来ないですね🤣