ロードスターのOPENCAFE GARAGE・ドアウェッジに関するカスタム事例
2020年08月07日 08時44分
おはくま管理人で、52万キロオーバーのロードスターオーナーです。 マリーナブルーを三台乗り継いでます。 3台合わせてロードスター人生は28年66万キロ! まだまだ元気です^_^
長文です。ゴメンなさい!
ドアウエッジ sr2 最終オーダーと sr3 販売とテスター募集について
いつもOPENCAFE GARAGEをご愛顧いただきありがとうございます。
ご好評いただいていますドアウェッジですが、よりロードスターらしい性能を目指し開発しておりましたSr.3を販売することとなりました。
これに伴いSr.2は2020年8月9日21時から販売する28セットを持って販売を終了いたします。
Sr.3への想い
まず大前提としてOPENCAFE GARAGEが販売していますドアウェッジは、いわゆる強化ドアウェッジとして開発している製品とは設計思考が少し違う商品です。(強化ドアウェッジとして販売されている他社製品より、高さ幅ともにサイズは小さくなっているのがその証です)
純正ドアウェッジは、プレスで製作されているドア側のパーツ(リフト ゲート ダブテール)の精度のばらつき、数十万台生産する全ての車両でドアの開閉に問題が出ない様にするためのサイズ的余裕などの条件をクリアするために、接合部はかなりスカスカな状態になってしまったと考えられます。
OPENCAFE GARAGEのドアウェッジは、実用性を損ねることなく接合部の隙間を出来るだけなくし、素材をゴムからPOM樹脂に変更することにより、設計時に想定されていたと思われる本来の機能を復活させ、 ロードスターの「感覚」をより設計思考に近づけられる様にとの思いで、Sr.1より開発しています。
Sr.2は量産効果を高めるため形状を単純化したために、世界各地で販売されている強化ドアウェッジの形と似通ってしまい、それに伴って装着感も強化ドアウェッジとしての効果を過度に期待されてしまう製品になってしまった感じを受けております。
そこで新たにSr.3の開発に着手しました。
左:ビートのドアウェッジ/右:ロードスターのドアウェッジ
Sr3.開発の経緯
今回開発しましたSr.3の形状は、同じくドアウェッジを装着する初代ビートへ、ロードスター用のドアウェッジを移植するプロジェクトを進めている過程でそのヒントが生まれました。
当初ロードスター用の形をそのまま移植する予定でしたが、試しにビートのドアウェッジの複雑な形状を参考にロードスター用を製作し装着してみたところ、Sr.2に比べ効きがややマイルドな方向に変わりました。
基本的に大きな変化があるわけではありませんが、Sr.2が最初から最後までガッチリしているのに比べ、Sr.3は初期と終了時の動きがややマイルドになったと思います。(Sr.2の方が効いている感は強いと思います)
この感じ(ほとんど違いはわからないかもしれませんが)がロードスターが目指した人馬一体「感」に近づいたのではないかと感じ、この形状をさらに煮詰めていきSr.3が誕生しました。
Sr.3の紹介
結果的にSr.3は形状のオリジナリティーと美しさ、そして性能を両立させたOPENCAFE GARAGEらしい製品になったのではないかと思っています。
Sr.2は塊として全体でガッシリと受け止めていたのに対し、Sr.3はある程度の力の逃げを考えた形状となっています。
左からSr.3 / Sr.2 / Sr1
設計の思考的には純正ドアウェッジとの共通点が多いかもしれません。
装着された姿の美しさにも、こだわりました!
純正ドアウェッジとの比較
形状的には加工工数が増えましたが、より理想に近づいたドアウェッジに進化したと思います。
オープンテスターの募集
正式販売前にSr.3のオープンテストを行います。
NA〜NDまで各世代3台のテスターを募集し、フィッティングテストを行っていただいた後、量産販売を始める予定です。
テスター募集の方は、以下より必要事項を記入しご応募ください。
募集締め切りは、8月8日13時です。
テスターの方には、フィッティング(ドアの開閉についてのテスト)と、運転した時のインプレッションを画像と共にお送りいただくことが条件です。
当選者は8月8日中にお返事いたします。抽選に外れた方にはご連絡しませんのでご了承ください。
皆様のご応募お待ちしております。
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または、「オープンカフェガレージ」のワードで検索して、私のブログから応募してください!