イグニスのぴろさんが投稿したカスタム事例
2021年02月24日 21時17分
こんばんは。
やけにサイドに艶があって映り込んでますが、いつかのアイスバーン転倒による右フロントドアの凹みを鈑金塗装依頼して先日終わって納車されたんですが、洗車してみて唖然としました。
なんだか擦っても擦っても落ちない黒い細かい斑点があり、塗装後にもかかわらずコンパウンドで磨いても落ちない。これは汚れの上からクリアー塗装したなと気付きました。
広範囲に及んでいないかと目を凝らしていると、クリアー塗装に気泡が潰れたようなクレーターが数カ所、何が当たったと思われる線状の凹凸が数カ所。更に目を凝らすと全体が梨地。
凹みがリアドア寄りだったのでリアのドアも半分ほどぼかしたんでしょう、リアも同じような仕上がり。
更にこういった塗装はプレスラインより少し上で塗装に見切りをつけて、あとで研磨して段差を無くすのが普通だと思いますが、今回はデコライン の下端にマスキングをして見切りを付けたようですが、マスキングをしっかりとしていない(デコラインよりはみ出してマスキングしたため、マスキングを剥がすと、デコラインとクリアーの間に段差ができます。いずれそこから剥がれていきます。
どうやって塗装するかと心配だったんですが、鈑金屋から連絡がなかったため、デコラインよりかなり下でクリアーをぼかしたんだとばかり思っていました。一言連絡をくれれば、デコラインを剥がしてプレスライン上で塗装してくれと依頼できたんです。
塗装後の研磨をしたくなかったんでしょうね。
これだけではありません。サイドステップに塗料が付着したんでしょう、それを誤魔化すために勝手に黙ってブラックを塗装してありました。適当に。そこにも何が擦れたか当たってできた線状の凹凸が。
サイドステップは私自身で塗装したものですから、こんな凹凸が元からない事はわかっています。
このくらいの塗装ならわからない、誤魔化せる、騙せるとでも思って納車したんでしょうか?
私は車なんて何でもいい、乗れれば汚くてもいいなんて考えの人間ではありません。
これでも私は建築板金職人です。人一倍細部、見た目は特に気にします。
デコライン剥がして最初からやり直しさせます。