CYBERさんが投稿したたとえばこんなカーライフ・シルビア・シルビアs13・S13・美少女イラストに関するカスタム事例
2021年11月06日 22時38分
CYBERです。よろしくおねがいします。多摩川周辺でまったりとスローライフ。 無言でオッケー!フォローバック100%ですよ〜
たとえばこんなカーライフ
今回は日産シルビアです。
1988年に発売され、シリーズ最大のヒットとなった5代目は、形式番号であるS13の愛称で呼ばれ30万台を超える台数を販売しました。
元々はデートカーとしてヒットしていた、ホンダのプレリュードの対抗馬として開発されたのですが、低いボンネットを持つプレリュードに対して、ボンネット高を抑える事が出来るFFコンポーネントが日産に無かったため、デザイン優先の為に、当時すら時代遅れだった後輪駆動のFRで作らざるをえなかったそうです。
苦渋の決断で選択されたFRでしたが、その結果、走り屋や、ドリフト族に長く愛される事になったのは開発者も予想しなかったでしょうね。女性ウケの良い、デザイン優先のクーペが、走りの面で注目されてしまったのは珍しいケースだと思います。
私は外装、内装共に曲面をうまく使っていながらも、決して丸っこい可愛い系とはならなかったS13のデザインは、個人的に今でも十分に通用すると思っています。実際にグッドデザイン賞や日本カーオブジイヤーも受賞していますね。
そんな、女性にも愛されるエレガントな容姿を持ちながらも、走りの良さも注目されるシルビアにピッタリの女子は!
ズバリ!
峠クイーン系ガソスタ女子 です!
とある地方の峠の麓にあるガソリンスタンド、そこでバイトをする彼女の愛車はシルビア。元々は兄が所有する車体でしたが、ある夜、自損事故を起こしてしまいます。操車ミスによるものとされましたが、病床でうなされる兄の口から出た言葉は「赤いBMW」。どうやら兄の事故にはその車が関係している様です、足に後遺症が残る兄は車の運転を諦め、事故車のシルビアも廃車の手続きを始めました。しかし、真相を語らぬ兄の無念を晴らしたい!彼女は家族の反対を押し切り、ボロボロのシルビアを譲り受け、友人の整備士と共に見事復活させたのです!
今は、事故のあった峠の麓のガソリンスタンドのバイトを決め、閉店後のピットでのチューニングと峠の走行練習を毎日重ねています。
別に仇を取りたいわけではない、ただ真実を知りたいのです。
長い月日を過ぎたある日、友人より知らされた峠での目撃情報!シルビアよ、さあ行こう!晴らせ無念!暴け真実!彼女は今ではかけがえのない相棒となったシルビアと共に峠へと出発しました!
シルビアの車名はラテン語で森を意味し、ギリシャ神話にも清楚な乙女の名前として登場します。森の中の峠でいつか出会う真実のために、走りを磨く兄思いの彼女。流麗なスタイルを持ち、一級の走りの性能を持つシルビアは彼女にピッタリの車だと思いませんか?
30万台を販売したS13に対して、後継車のS14は8万台、S15は3万8千台の販売台数となって2002年に販売を終了しました。けれども、運転の楽しさを教えてくれたシルビアは是非とも復活してもらいたい車の一つですね。