スカイラインのバッテリーあがり対策・デサルフェーター・バッテリーテスター・バッテリー容量低下に関するカスタム事例
2023年10月30日 18時51分
SZTMはスズトモとでも読んで下さい。2003年にR33を中古で購入。その後ひたすら乗り続けています。純正+α志向です(*^^*)。2009年からeKをセカンドカーとして導入し、eKがノートにサイズアップし、更にはニスモになり…。なのでそっちが実質のメインファミリーカーになり今ではスカイラインが車庫から出るのはレアケースです。しかし良い車なので今後も少しずつ手を入れながら、手放すことなく乗り続けていきます。応援宜しくお願いします。 フォロー歓迎です。(*^^*)
こんばんは🌃
本日はバッテリー問題の顛末についてまとめたいと思います。
バッテリー充電器で満充電しても、翌日にはエンジンが掛からなくなっているという現象。…ジャンプスターターでエンジンを掛けると難なく掛かりますし、走ります。つまり、セルモーターやオルタネーターには問題ないという事ですね。
最近寒くなってきてからはぐっとダメ度が上がっていて、出先の駐車場で2、3時間の買い物では問題ないですが、夜エンジンを切って翌朝はもうダメという状態。正常なバッテリーであればルームランプつけっぱなしだったとしてもセーフなレベルの時間なのに😭
で、ふと気づいたのですが、そう言えばバッテリーが死んでしまって困り始めたのは、R33専用バッテリーをやめて汎用の数千円バッテリーに変えてからだなぁ…と。🤔
過去の購入履歴を見ると、BOSCHは1年、カオスは2年。これは我慢ならなくなってついに買い換えたサイクルなので、実際にはバッテリー上がり問題はそれぞれ4ヶ月くらい前から発生し始めています。
まずバッテリーの容量は、標準品であれば最初の二桁の数字がそれを表しています。B19サイズであれば市場に出回っているウェットバッテリーの中では60が最高のようです。
しかし、実際の目の前のバッテリー個体の容量は?といえば、規格値ではなくCCA値というものが大事なようです。
そこで、バッテリーテスターを調べて、それなりの値段でバッテリーの実力がそこそこ測れるテスターを入手しました。この製品はモバイルで見られて記録も溜められるのでオススメです。
計測結果がこちら。左が夜で、右が充電器に繋いだ翌朝。やはり、健全性の値が著しく低下しています。😳
ポイントは、この健全性は充電量によらないという事。満充電の時に電圧だけ計って、例えば12.7Vだから大丈夫というものではありません。(当たり前ですが)。
自然放電したり、負荷が掛かったりしたときにもセルモーターを回せるだけの電圧(電流)を維持できるかという事が大事で、これは通常のテスターではなくバッテリー専用のテスターでなければ判らないという事です🤔
で、なぜバッテリーの容量が低下してしまうのか?バッテリー自体の異常や故障でない多くの場合、原因は「サルフェーション」のようです。バッテリー内部で放電時に発生する生成物が電極に付着して、充電でも元の通りに溶け込みません。これがバッテリー性能を低下させてしまうというのです。
で、このサルフェーションを防ぐことが出来るのがパルス充電器や、バッテリーに常時接続して衝撃電流を流すデサルフェーターという装置です。前述の生成物は衝撃電流によって電極から剥離するというのです。
デサルフェーターは2000年代も見た記憶がありますが、当時はまだ眉唾物というか、ネットでも賛否両論で見方が半々に割れていました。この効果が広く認められて来たのは2010年代ではないかなと思います。
今回、思い切って日本製の評判のよい品物を買ってみました。せっかく装着しても、デサルフェーターの消費電力でバッテリー上がりになったり、効果が無かったら意味ないですからね😅
で、デサルフェーターを装着したらBOSCHの格安バッテリーも数週間で復活しないかなーと淡い期待を抱いていましたが、撃沈しました。朝晩どんどん寒くなるに従って不動車になっていくペースの方が、デサルフェーターの効果を圧倒的に上回っていました。もう諦めて買い換えですね。
そして今度こそバッテリーはR33スカイライン専用に戻そうと決意しました。
購入履歴を見ると2015年ですね。このバッテリーは2019年末まで4年は持ったという事です。おそらくですが、バッテリー内部の電極の表面加工なり構造なりが、サルフェーションが起こりにくいように出来ているのではないでしょうか。単に密閉型で値段が高いだけではなく、実際持ちますしね。
でも、その1個上のSLA-B20Lが欲しい!…でもちょっとお高いんですよねー😅
ヤフオクでも楽天でも、この両者の値段はさほど変わりません。しかし…
なんと、天下のヨドバシカメラが凄いお買い得で出していました😳
勿論即決です。そして先週末、早速装着し、ようやく復活したという経緯でした。
エンジンはいつでも問題なく掛かります😆
テスト結果も段違いですね。
専用バッテリー+デサルフェーターでどの位持つのか。今後、定期的に測定してみようと思います。