フェアレディZのレストア・旧車・自家塗装・L型に関するカスタム事例
2019年10月07日 17時21分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
先日、「こんちゃんのCARTUNE見つけたけど、他の人はカッコいい写真とか載せてるのに、ただの作業日記じゃん!」って言われてしまいました笑
さて今週も汗と涙の結晶の作業日誌の始まりです(^^)
今週のメニューは左右クォーターとルーフの継ぎ目とAピラー右側の補修です。
念のためにクォーターウィンドウを外してルーフドリップレール周辺とクォーターパネルのサビの状態を確認しておきます。こちら側は若干のサビは出てるけど腐ってはいないので、後からベベルで削り落としてエスコで大丈夫。
表側はレールとルーフの継ぎ目のクラックから染みた水分で若干のサビが発生してました。この程度ならペーパーとリューターでサビを落としてエスコで封印すれば桶
で、問題のクォーターとルーフの継ぎ目のクラック。前回までの作業で塗装表面まで達してる様々な型のクラックは板金ハンダの劣化によるものと判明したので、粉だらけになりながらCNSベベルで塗装とハンダをまとめて剥がしてしまいます。
こちらは左側。右側と同じくクラックがあったので綺麗に剥がしました。
クラックから侵入した水分で溶接の継ぎ目に少しだけサビが出てたけど極細のリューターで丁寧に除去しました。
こちらは右側。このパネル溶接のビード。車体剛性的には、みっちりと繋いでしまう方が良さそうなもんだけど、わざと隙間を残してあるのか?しならせて歪みを吸収させるため?それとも補修を考えて剥がしやすいように要所だけ溶接してあるとか?なんでだろう〜(^^)
S30には、こういう手作業の溶接跡がいくつもあって、修復跡かなぁって思ってたけど、(もちろん修復跡もあるんだろうけど)この時代のクルマは全てがスポット溶接じゃなくて手作業で作られてたんだなぁと感心しちやった。ボディの歪み抜くのもパテじゃなくてハンダだしね。左右で微妙に車高やタイヤの出面が違ったりとかも、こういうことなのかもね。
深いクラックが入ってた右側Aピラーも、なんとかパネル自体は無事のようでした。
溶接の段差というか歪みというかズレというかを修正するのに、わりと広範囲にかなりの厚みのハンダが盛られていました。
この辺は左側よりサビが少なかったので割と楽にベベルとリューターでサビ落とし終了〜!
フードリッジ周辺もザッとサビ取りして
エスコで封印!
こちらもエスコで封印〜!
で、数日放置してからペーパーで足付けします。鉄板を出さないように気をつけながら細かい所もペーパーを丸めて丁寧にやります。
で、アルミ防錆ファイバーパテ!
またまた、数日放置した後パテ研ぎ。なんか頭痛いなと思いながらパテ研ぎしてて、左を終わらせて右側研いでたら、なんだかフラフラ。頭痛と筋肉痛と寒気で38度。咳も鼻水も出ないから風邪ひいたの気づかんかった。それから2日間ダウンです。まだ調子わりぃ〜っす。←イマココ。
で、次回はAピラーのパテ研ぎとか中間パテとかかなぁ。まだまだ地味な作業が続きます〜。