ステップワゴンのラッピング作業・難易度と作業時間・使用した道具に関するカスタム事例
2019年02月12日 19時20分
【後期型RP5】 ステップワゴンRP3前期型からの乗り換え。中古車で購入しました。 ラグジュアリーにまとめていきたいと思います! 22年 12月車高調装着&ホイール移管&スピーカー交換 23年 1月ナンバー灯交換 3月無限フロントリップ装着、タイヤ交換 4月ピラーラッピング、内装ステン化&ピアノ調ブラック化
ピラーのラッピング作業をレポしたいと思います。
長文です。
まずは貼りたい箇所の大きさを計測。そしてラッピングシートをその大きさより大きめに切ります。
足りなくなると継ぎ足しとなり、見栄えが格段に悪くなるのでホントに大きめに切ります。
次に実際に形状合わせをします。貼るイメージを持って行います。
貼って伸ばす行為を擬似るのに、貼り始めをマスキングテープでボディに留めます。
ある程度、形がイメージできたらだいぶ大きめに切ってあったものを作業がしやすいように大きさを整えます。そこでも切り過ぎは注意です。
ピラーの場合、巻きつける事が出来ない箇所もありますが、ラッピングシートは貼った後でもカッターで切って剥がす事が出来るので大きめで作成しました。
一度、下方のマスキングテープを残して他のマスキングテープを外します。貼り付け場所の脱脂をする為にです。下を残すのは位置をズラさない為です。
そして貼り付け場所を脱脂します。
私は写真のシリコンオフシートを使いました。
私の洗車の仕方が悪い性でピラーの横面は大変汚れてました。プラスチックなので傷を恐れずこのシートでゴシゴシ拭きました。
脱脂は念入りに行いました。
ラッピングシートの端は表面ではなくその周囲に貼る形になりますので、周囲が脱脂できてないと端から剥がれてくる可能性があります。
ですので、周囲も入念にフキフキしました。
形合わせの際に上部にあるバイザーの貼り付け箇所を逃げつつバイザーの少し奥にラッピングシートを貼る為に、このような形状にカッティングしました。
この階段型が貼る起点となります。
裏の台紙を剥がしていよいよ貼り始めます。上半分以上を剥がしますが下は貼ったまま。
そしてマスキングテープで下も固定したまま。下を固定しておかないと斜めに貼ってしまいそうだからです。
上から少しずつ手のひらで押さえながら下へ下へと貼って行きます。横も貼りたくなりますが、まずはピラー面をしっかりと貼ります。
途中で気泡やシワが気になったらヒートガンで熱を加えながらスキージで伸ばして行きます。
上手く行かなかったら気泡やシワの部分まで剥がして再度貼る事もできます。
ある程度貼ったら保護シールは剥がしましょう。多少の事ではラッピングシートにキズは付きませんから。
「気泡がよく分からなくなる!」と最初から剥がす人もいるぐらいです。
ヒートガンの温度ですが「手に当てても熱くはないが、ずーっと当ててると熱いっ!」ぐらいです。
まあ、実際にラッピングシートに当ててみて形に合わせてフニャっとなれば良い訳ですが(^^)
【注意】
スキージーを使うとキズが斜めに付いたりしますが、このキズはあくまでラッピングシートの保護シールに付いてるだけです。
私、最初に保護フィルムの存在を忘れて、こんなにキズ付き易いのはダメじゃんっ!って凹みました(^◇^;)
このキズで凹まないように(笑)
正面を貼り、サイドはヒートガンで温めながらラッピングシートを伸ばして貼り付けを行います。
最後に来るのは、写真のような複雑な形状。
ヒートガンを当てながら指やもんじゃ焼きのコテを使って形状に合わせます。
最後に車に傷を付けないように慎重に余分なラッピングシートをカッターで切りおとします。
最後は全体を手のひらで押さえながらヒートガンで温めます。粘着の強化を目的としてますのでグイグイやらないのがコツかと(^◇^;)
ラッピングシートは伸びる素材なのでグイグイやると伸びて際限がなくなります。
以上で作業が終わります。
この写真の中で使わなかったものは、
タミヤパーツクリーナー、白のスキージー、ステンレスのもんじゃ焼きコテ(^◇^;)
他は使いました。
また、写真に無いものとして、ハサミとカッターとマスキングテープは私の中で必須です。
また、写真にはありませんがプライマーも購入したのですが、ラッピングシートには不向きだと思い使いませんでした(貼り直しが効かなくなる)。
作業難易度とおおよその作業時間です。
作業難易度といってもピラーしかやったことの無い私ですので、どのピラーが一番むずかしかったか?です(笑)。ピラー自体はラッピング全体から見たら簡単な方だと思います(^◇^;)
一方、作業時間も試行錯誤も含んでます。2枚失敗しましたが、その時間は含んでおりません。
運転席助手席ドア後ろのピラーは
難易度:低、一枚当たりの作業時間は40分。
ピラーの片サイドがドアの終端なので巻きつける事かできますからチョー楽です。
もう片サイドもウィンドウが下まで降りますから楽です。ただし、巻くことはできません。
スライドドア前方のピラー
難易度:中、一枚当たりの作業時間は45分。
両サイド共に巻くのは不可能ですが、両サイド共に90度カックン状態(少しだけ斜面あり)。
スライドドア後方のピラー
難易度:高、一枚当たりの作業時間は60分。
ピラーの前方に上が小さく下が大きい斜面があり、その斜面の後に90度カックンして側面があります。
また、一番下のウィンドウモール部分にも複雑な形状となっていて、そこをどう処理するか悩みます。
また、透き通ってる訳ではないので形状を記憶してカッターを当てる感じで不要なフィルムを切り落とさないとダメでした。
スライドドア後方のピラーの形合わせで2回も小さく切り過ぎてフィルムが足らなくなりました。
(><)(><)
長くなりましたので、トラブルアクシデントについては別の投稿に致しますm(_ _)m