フェアレディZのZ31・フェアレディZ・パワーウィンドウ故障・DIYに関するカスタム事例
2022年01月09日 21時07分
パワーウィンドウ故障の修理です。
小鉄さんからモーターではないか?
とのアドバイスを頂いたのでとりあえず
分解してみます。
まずはドアの内張りを外します。
本来はサービスホールまで窓を下げるのですが
窓動かず、なのでモーター部4箇所 パンタグラフの2箇所をはずします。
するとパンタグラフがフリーになるのでサービスホールまで
窓が下げられるので窓の下2箇所を外すと
パンタグラフが完全フリーになります。
フリーになったら下部のサービスホールから
パンタグラフを抜き取ります。
外したパンタグラフです。
左の方にモーターが見えますね。
パンタグラフからモーターを外します。
プラスネジの3番(大きいやつ)を使います。
あとパンタグラフには上昇サポート用の巻コイルが
あるのでモーターを外すとバネが緩んで外れて吹っ飛ぶかもしれないので
足で押さえるのと万が一のために保護メガネをしていたほうがいいですよ。
このあとモーター単体でつないだら回ったので
???と思ってまたパンタグラフにつけたら
やっぱりガガガガといって止まってしまいました。
おそらくモーターの力が弱くて巻コイルに負ける
すると上昇端、または下降端(ガラスランにストッパーがある)
になっている状態の判定になって丸蓋の中のクラッチが
ガガガガとスリップ
そこでパワーウィンドウアンプが異常電流を感知して
モーター非常停止
みたいはロジックのようです。
さてモーターを探すわけですがZ31の右モーターは
80730-01P10 (前期 後期 2シーター 2by2も共通)
60060円(税込み MonotaRO調べ)
と入手可能の可能性ありますがとんでもない金額です(^^;
なのでヤフオクで探します。
Z31のもありましたが最安値が9990円
それも30年前のもの
動作品だとしてもすぐに壊れそうです。
パワーウィンドウ モーターで検索すると
モーターは形が似ているのがあります。
そこで比較的高年式
左座席用(右用より使用頻度少なさそう)
ハーネスは2極
モーターの軸の向きが同じ
ので探しました。
上がZ31
下が今回見つけたY33 左助手席用です。
モーターの向きが違いますが
丸蓋と軸の関係は同じです。
モーター単体にしました。
左 Z31用
右 Y33用
取付ブラケットの穴数が違いますが
ギヤの歯数も同じですし流用できそうですよ!
Z31より新しいとはいえY33でも95年式(^^;
2022-1995=27年前。
なのでO/Hとまではいきませんが
モーターを分解して洗浄、グリスアップしておきます。
ボルトオンとおもったらオチありで
ハーネスというかカプラーが違いました(;´Д`)
正確には同じなのですがオスメス違いで
逆カプラーです。
Z31のモーターを切断してY33モーターに
ギボシで接続します。
上昇、下降でプラスマイナスが逆転するので
車体側は両方メスギボシです。
オスメスにしないのは
接続して動作するまで上昇下降がわからないからですね・
実際つないだら上ボタンで下がったので
オスメスだとギボシのカットもんでした😂
Z31パンタグラフとY33モーターのハイブリッド完成です。
ざっくりですけどドアの内部では
こんな感じで取り付きます。
上のバーがガラス下端を支えて
X右下のバーがドア真ん中の・ ・について支える
左下のモーターはだいたいこの辺に付きます。
そんなこんな無事完成です。
オートストップはストッパーにあたると
電流感知で止まる仕組みのようです。
元のモーターよりも動きがよくなりました\(^o^)/
おまけ
アームレストのネジが全然閉まらないので
ネジ穴がバカになったと思ってM8のタッピングビスを
買ってきてつけてもそれでも空回り(;´Д`)
そんなわけないんだけど
でも原因わからなくて内張りもう一回外して
ネジ穴見てみようと思ったら
クリップナットなんですね!
ずれてます。
ずれてるとバカ穴なのでそりゃネジ効きません(;´Д`)
クリップナットを正規の位置にして
動かないようにガムテで固定して
無事アームレストが取り付けできました。