フィットのキルスイッチ・BMS・バッテリーあがり対策・電圧管理・DIYに関するカスタム事例
2024年11月23日 08時30分
はじめまして。トシと申します。車歴は、以下の通りです。 三菱 ランサー1800GSR -> ランエボV -> 日産 キューブ -> ホンダ フィットハイブリッドRS(GP4) 【CVT -> 6MT/セミAT】 趣味は、DIYを含むカスタムやモータースポーツ、ドライブです。気軽なコメント&フォロー、大歓迎です。と言いつつ、自身も無言フォローで失礼させて頂くと思いますが、宜しくお願いします。
CTの皆さん、こんにちは。
今回は、エンジンルーム内にこんな部品を取り付けてみました。この暗闇に光る電子デバイス、何か分かるでしょうか?
いま振り返れば一年近く前に購入済みのパーツでしたが、事故被害にあって長期入庫していたり、治療や示談協議に追われてずっと先延ばしになっていました。
答えは「電子キルスイッチ」と言うか、外付け「BMS (バッテリー・マネージメント・システム)」のカテゴリーの商品です。
その他、電子部品取付時などの一時的なバッテリー外しの作業もワンプッシュとなり、大幅に楽になります。
まずは先代のカーバッテリー環境はどうなっていたのかについてです。
狭いエンジンルームの空間づくりのため、KTSのドライバッテリーを導入しています。純正比で、体積半分で数キロの重量削減効果があります。何より横置きが可能となる為、配置の自由度が極めて高くなります。
とは言え、どうしても容量は少なくなって仕舞うので、日々の電圧管理(残量把握)が必要になります。この為、リアルタイムで電圧(V)と残量確認(%)できるインジケーターを追加しています。
更に、イザと言う時のために、手動操作のロータリースイッチ型のキルスイッチを導入して居ました。
いよいよBMS設置となるのですが、その前に配線類の整理整頓です。あまりにゴチャゴチャしているので、自己規制でモザイク処理を入れて居ます。
配置スパゲッティ状態ですが、次の画像で加工を外すので、覚悟を持って御覧ください。
加工除去後の様子は、こんな感じになります。HKSサブコン設置用のハーネスをかまして居るので、ECU配線がむき出しになっています。
加えて、カスタム部品用に様々な信号を取り出して居るので、配線分岐が更に追加されて混沌としています。
配線整理後の画像がコチラです。絶縁処理と見た目の改善の為、幅広の絶縁テープでラッピングしました。
チョット『臭いものにフタ』的な匂いもしますが、他の部品や配線との接触・干渉は避けられそうなレベルなのでヨシとします。
本題のBMS設置に話を戻します。設置は至ってシンプルで、バッテリー端子に割り込ませる形でBMS本体を設置するだけです。
本体にON/OFFボタンがあるので、ワンタッチでキルスイッチを作動させる事が出来ます。加えて、ワイヤレスリモコンスイッチも付属しているので、同様に遠隔操作も可能です。
加えて小さなディスプレイが有るので、ついでにリアルタイムの電圧・残量確認も可能です。何より重要な機能は、モニタリングして居る電圧が基準値を下回ったら自動的に電源供給を遮断します。
この機能により、長期放置する結果になった場合でも、完全なバッテリーあがりのリスクが無くなると言う優れモノです。もちろん、キルスイッチを作動させる基準値は自分の好みで上下設定出来ます。
同じバッテリーでひと冬乗り越えられるか様子を見ていきたいと思います。