セレナのC26・セレナ・国際シンボルマーク・アクセシブルアイコン・福祉車両に関するカスタム事例
2020年12月06日 00時01分
今回は、福祉車両ならではの、ちょっと堅い はなし です。
後ろに、子供が乗ったクルマ椅子を載せて走ると、クルマ椅子の住人はクルマの動きに対応できる固定ではないので、曲がる時、道路が荒れてると、かなりゆっくり走らないと、大きくて揺さぶられます。
想定外にゆっくり走るので、クルマ椅子のマークをつけていても、まぁ煽られる煽られる。(事がある)
中には、ご丁寧にクラクションまで鳴らす連中までいるのです。
ところで皆さんは、右側の クルマ椅子 の表示の名前を知ってますか。
クルマ椅子マーク、障害者マーク・・・
いえいえ 『国際シンボルマーク』 が正式な名前です。
実は皆さんが、日頃何気なく見かけるマークには正式なネーミングがあります。
この『国際シンボルマーク』も、時代と共に実情に合わないと言う声が出て来ました。今の『国際シンボルマーク』を称して、
手足には生気が無く、上半身は不自然な 直立姿勢、人は車イスのおまけの様に描かれたデザイン。
これじゃあ本当ので、障害者の自立や障害者への意識が変わらない。
と言う事で、2013年にアメリカで、リデザインされたのが、アクセシブルアイコン 。
もう、アメリカでは使い始められているが日本ではまだまだで・・・
僕も、今の 国際シンボルマーク はあまり好きではなく、と言うか、このマークをつければ何でも許されると勘違いしている向きの方も多くて、さらに、それを悪用する健常者も居るようで・・・
そこで、アクセシブルアイコン を探したのだか無く、ネットで似たようなマークを見つけたのです。
それは、アクセシブルアイコン をさらにリファインしたモノで、躍動感と優しさを合わせ持ったデザインで一目で気に入ってしまった。
こんなんじゃあ、福祉車両と認知され無いとの声があるけど、福祉車両に、例の 国際シンボルマーク をつけなさいと言う決まりも無いし、つけたからと言って何かが変わる訳でもない。
そうは言っても現実的には、現状の 国際シンボルマーク をつけなくては、福祉車両スペースに止めるのもままならないので、国際シンボルマークとの併用となるのですが・・・
ちゃんと、法的拘束力があって、福祉車両を守ってくれるマークが欲しい、そう思っています。
今回は、重い はなし ですみませんでした。
追記
こう言った、お堅い はなし なので、皆さんの、お眼鏡にかなわないのではと思いましたが、多くの方に いいね! を頂いて感謝しています。
小さなきっかけですが、福祉車両、福祉車両の駐車場に少しでも気を止めて頂ければ幸いです。