S2000のS2000・AP1・VTEC・F20c・HONDAに関するカスタム事例

納車時からあったヘッドカバー周りのオイル漏れを
なんとか時間を作って修理しました！
作業自体は先週に終了したのですが、漏れ跡を清掃して再び漏れがないかを確認の作業が最近終わったので、今更ながらの投稿です。
部品はホンダディーラーさんにて購入しました。

・ヘッドカバーパッキンセット
・Oリングx2
・スパークプラグチューブシールx4
・スプールバルブパッキン

これに加えて
・液体ガスケット
・シリコングリース(ゴム部品保護用)

を用意して作業を実施です！

13万kmのエンジンです。
錆などが所々見受けられますが、スラッジやカーボン等の汚れがあまり無く綺麗な状態でしっかりメンテナンスやオイル管理がされていたみたいで安心。ほっこりした気分です！🤗
(前オーナー様、ありがとうございます🙇‍♂️)

ヘッドカバー裏側も所々錆がありますが
距離的に考えても綺麗な方だと思われます。

パーツクリーナー等で清掃すると錆がかなり取れたので、深刻な状態ではなかったみたいです。
ヘッドカバー裏側は清掃しなくても良いのかもですが、せっかく分解したので綺麗にしたいという欲が出ちゃいました...😂
ピッカピカになったのでとても気持ちいい...😎

イグナイターNo.2のみに怪しい焦げ跡がありました...取り外した時は思わず声がでましたねwww
ヘッドカバーに入っていたプラグチューブシールがNo.2だけ破れていたのでそれかと思ってましたがおそらく違うみたい...?
(原因の答えは後ほど...！)

食器用洗剤で洗浄！
あまり変わらなかったのと少し結晶塗装が剥がれたのでやらない方が良かったと後悔...

外したパッキン類です。
プラグチューブシールが圧入されているので取るのが大変でした...(マイナスでゴリゴリしてたらヘッドカバーが削れた😭

カム角センサーやスプールバルブ、イグナイターたちです！イグナイターNo.2は清掃済みの時ですね。

イグナイターNo.2が真っ黒焦げだった答えです。
スパークプラグNo.2だけ真っ黒でした...(右はNo.1のプラグ)
T型レンチで外すときの抵抗感が全くなく、スルスル回る状態でしたので、ガスケットで密封出来ておらず、燃焼室内の燃焼されたガス類がそのままイグナイターに当たっていたのではと思われます。
流石に怖くて4気筒分全て点検しましたが、締め付けが緩いだけでプラグに異常はありませんでした！
9000rpmまで回る高回転ユニットなだけあって、しっかり締め付けないと振動による緩みが怖いですね...

色々と失敗等もありましたが、なんとか無事にヘッドカバーパッキン交換(スプールバルブパッキンも交換)作業が終わりました！
取り付ける際、フロントミッドシップなため中々ヘッドカバーがスムーズに入らなかったのと、斜めに傾いてることもあって新品のプラグチューブシールを傷つけてしまいました...(真っ直ぐ下ろすイメージではダメです)
プラグチューブシールに液体ガスケットを塗布して傷を埋めましたが、良くないことは確実なので新品のものを取り付け直してください！(実施する場合は自己責任で！)
イグナイターにオイルが侵入してないか不安でしたが今のところ大丈夫みたい！

作業前のオイル漏れ場所No.1
スプールバルブから霧状に漏れてます。

作業前のオイル漏れ場所No.2
ヘッドカバーが斜めになっているためか、片方側(エキマニ側)のみにオイル漏れがありました。

先ほどのヘッドカバー片側からのオイル漏れが、エンジンブロックをつたってトランスミッションのハウジング側面を沿って降りたものです。
オイルが垂れてきそうな状態ですね。

作業後のオイル漏れチェックNo.1
パッキン交換後のスプールバルブです。
何度かVTECに入れて切り替えをしましたが、漏れが無くなったみたいで良かったです！🤗

作業後のオイル漏れチェックNo.2
パーツクリーナーで入念に清掃して試走、VTECに入れたりして負荷をかけて確認をしましたが、こちらもオイル漏れが解消したみたいです！(ブロック端部を手で触ってでの確認も実施)

トランスミッションハウジングにつたっていたオイル漏れも入念にパーツクリーナーで清掃して試走、VTEC切り替えを行なって確認を実施。
オイルで湿っておらず、乾いている状態が確認出来たので、ヘッドカバー側面のオイル漏れが解消してることの裏付けにもなりましたね！😂

正常な状態でさえオイル消費が激しいエンジンなので、オイル漏れが解消して肩の荷がスッと降りたようです...😊ためらってたVTECにもこれでガンガン入れることができるので、多々失敗はありましたが、大満足です！🤗(本当に色々と勉強になったww)