eKスポーツのサスペンションオーバーホール・スプリング交換に関するカスタム事例
2023年12月28日 00時09分
フロントショックのオーバーホール
乗り心地についてもっと知りたい!ということでフロントショックのバラしです。
写っているのはヤフオクで買ったeKワゴン(無印)用の純正フロントショック。
まずアッパーマウントを緩める。この段階では絶対に外してはいけません!緩めるだけ。
17mmのロックナットを緩めるんだけど、シャフトが供回りするので5mmの六角ソケットでおさえつつ回す。大抵固く締まっている(固着?)ので、ラスペネをかけておくと回りやすい。
こんなふうにシャフトを六角ソケットでおさえつつ貫通してる17mmのディープソケットをモンキーで回す。ちょっと勢いをつけると緩めやすいかも。緩めるだけでいいです。
スプリングコンプレッサーをかけてスプリングを縮めていく。ただ引っ掛けるだけだとコンプレッサーが何かのはずみで一気にずれてきてとても危ない。スプリングコンプレッサーがずれないようにセットする必要がある。
このように、スプリングコンプレッサーの爪がかかる部分にゴムホースを切って巻いて、でかめのタイラップで固定しました。
ちなみにこれは燃料ホースです。何種類か触ってみてかなり滑りにくかったため、1m切り売りで買ってきました。
コンプレッサーは対角線上にセットして、それぞれ交互に締めていく。どちらかに偏るとダンパーに負荷がかかるため注意。また、コンプレッサーの爪がずれてゴムホースを飛び越えてこないか見ながら作業する。
スプリングを縮めてスプリングだけを手でクルクル回せるくらいになったら、アッパーマウントのナットを外せば全てをバラせます。どの順番でついていたか忘れないようにする。
今回交換するのはこれ。
eKスポーツ純正スプリング、アッパーマウントのブッシュ(ちいさい方)、インシュレーター(長い方)
アッパーマウントのブッシュはヒビが入っていたので硬化していると思われる。また、インシュレーターは半分にちぎれていました。
アッパーマウントのブッシュ新旧比較。
左が新品。ふっくらとしている。
スプリング新旧比較。
左は今回バラしたショックのものではなく、この車に装着されていたものです。短い!!しかも切ったのか錆でちぎれたのか、2巻も短いです。
というわけでいきなりですが完成!!上が今回オーバーホールしたもの、下がもともと車に取り付けられていたもの。
before
after
どひゃ〜〜〜wwフェンダーに指3本は余裕で入ります。これeKアクティブのバネじゃね?と。リアはどうしようか。
乗ってみた感じは、まあ硬いですww
こんなに巻数の多い硬いバネなら、まあそうなりますよね。ほどほどにやわらかくてストロークもして車高も低すぎないバネ、ないだろうか……