カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・9段階評価・ラウムに関するカスタム事例
2023年02月24日 10時26分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第178弾
トヨタ ラウム(2代目) 前期
続いて2代目のラウムに。だいぶ前に後期を借りてレビューしましたが、前期はまだレビューしていなかったので。しっかり見たらどのくらいの評価になるか?というのをしっかりレビューしていきましょう。
①今回お借りした車両の詳細
平成18年3月登録車 Cパッケージ
新車価格(平成17年8月時点) 157万2900円
②2代目ラウム一番のポイントは?
→みんなにつかいやすい・ここちいい・たのしいユニバーサルデザインを追求した車。ある意味実験要素のある車になりましたが、老若男女問わず、乗りやすい車なのかを見ていきます。
③2代目ラウムのライバル車は?
→この車格のスライドドアの車両ならライバルは不在に感じます。強いていうならプジョーの1007ですかね。
④2代目ラウムの良いところ
・エアコンがダイヤル式です。節度感は良かったですが、風の向きを変えるダイヤルが硬すぎるんですよね。これはどうなの?と。
・シエンタとは違い、固めのシートでした。長距離乗車も苦痛にならないと思います。ただ後席は下側が少し柔らかくなるので、後席は少しキツくなるかもしれません。
・後席に握ることができるグリップがあるのは素晴らしいですね。今のミニバンにも付いている車種は多いはずですが、当時は少なかったかも。
・後方視界は良いと思います。
・後席の角度調整はできます。
・センターピラーレスなので、開放感はありますね。ただその兼ね合いで、左側のドアは重くなっており、閉める度にガチャンと鳴ります。ただここは一長一短ですかね。
・上級グレードのエアコンがIRセンサー付きです。今の車に付いてるんですかね?
⑤内装について
質感は価格に対しては並に感じます。メーターはセンターメーターですが、警告灯を分ける必要あったのか?と感じます。個人的には、メーターを目の前に設置して、まとめた方が良いかと思います。ハンドルはやや重いので、もう少し軽くしても良いと思います。
⑥荷室について
比較的広いですね。
シートを倒しました。もう1段階前側に動かせるみたいですが、やり方が分からず。また、シートを倒すレバーが上側に無く、一々スライドドア側に回ってフックを引きながらやらないといけないんですよね。ここはマイナスにします。
⑦エンジンについて
搭載エンジンは1NZ-FEエンジンに4ATを組み合わせたもの。109馬力です。燃費が劣るというデメリットは生じますが、加速反応が良くなるメリットもあります。ギクシャク感も無く快適です。
⑧2代目ラウムの悪いところ
・ペダルレイアウトは悪いですね。足をパンと出すと、アクセルを踏みます。ペダルレイアウトはユニバーサルデザインではないようです。
・アクセルのタッチが酷すぎます。カシュカシュアクセルです。また、ブレーキも2〜3割は効かない印象で、タッチも正直悪いですね。
・後期のレビューでもお伝えしましたが、微振動が酷いんですよね。アイドリング時、あまり剛性が良くないのか、足回りにガタガタという振動が来ますし、シートもブルブル震えるのがダイレクトに伝わるので、疲れやすいかなと感じます。
・サスペンションが少々硬い気がします。老若男女問わず乗れるようにするなら、もう少し柔らかめにした方が良い気がします。
⑨総評
『3.5点 悪くはないです。検討しましょう。』
以前より少し評価は下げました。全体的に悪くはない車で、ある程度のユニバーサルデザインの追求はできていると思います。ただ、もう1歩という印象がありますので、加点箇所やマイナス箇所を考慮して3.5点で。