自滅の刃 さんが投稿したカスタム事例

お久しぶりです。
ネットニュースを見ていて気にとまった事のお話。

段ボールは梱包材か？商品か？

先に申し上げてしまいますが私の観点ではB to Cでなければ商品が無傷であれば問題無い。
B to Cであってもあからさまなぐちゃぐちゃのドロドロな物体を持って来なければ問題ないというスタンスです。
(B to Cとは企業から一般消費者という意味で宅配便などです)
私の今は亡き父が運送会社に勤めていました。若いうちはバラ積みでもやってましたが商品が無事でも段ボールの角が潰れたら買い取りとかあり、たまに家に何も問題ない飲料とか持って帰ってきていました。その当時は私もまだ幼かったので｢ぱぱがジュース沢山買ってきてくれた！｣的な感覚でした。
父との歳の差は20歳。
私はトラック、バスの整備士になりました。
ここで始めて間接的に父の苦労を知りました。

冷凍、冷蔵機は20分位しかとめられねぇ。
中国人観光客乗せてるのにバーストしちまった。(中国人観光客は工事を見たり、日本のトラック、バスを見てから最終的に朝礼で行われるラジオ体操に見よう見まねで参加)

昼休みはあるんだけど昼位に故障で来て13時位に出発できないとキツい。限界まで飛ばすにしても13:30には出ないと…。
牛に刺激を与えないでほしい。
輸送している競走馬を絶対見るな！(馬は神経質。レースに影響があれば何億もぶっ飛ぶ)

まあ、ドライバーも人間なんで人それぞれ。高圧的な人もいれば神様お願いします。って人もいる。
でも、元を辿れば個人宛であれ企業宛であれ指定された時間に間に合うように。
物品や動物、人を問題なく送り届ける為。そこは変わらないと思います。
どう言った理由であれ時間内で物品を傷つけずに届けなければならない。
この時私の父はバラ積みは腰痛くなるからやりたくない。という理由でフォークリフト使うパレットかクレーンで積む運送会社で働いていました。
店相手でも段ボールの角つぶれたら中身無事でも拒否。
大型家電や重量物なんかにある持ち手にある穴なんかも買った時は未使用だったりします。
運送会社がそれを使うと返品対象になるから。
こんなのを運ぶという契約でも一つ一つ丁寧に下ろす事までやらなきゃならん。
私から見れば梱包材である段ボールの傷すら許されない場合もある。その為に様々な緩衝材を積んでたりします。一番馬鹿らしいのは段ボール箱を傷つけないために段ボールで保護する。
届けたらただのゴミになる段ボールを段ボールで保護する。意味が分からないのは自分だけでしょうか？