レジェンドのおっ山陽7000さんが投稿したカスタム事例
2023年03月17日 00時12分
さてみなさん。おっ山陽7000と申します。 お金は掛けずに手間を掛けるをコンセプトに変な事ばかりしているアカウントです。 以前は10系後期のアルファードに乗っておりましたが乗り換えに当たり自分が本当に欲しいと思えるクルマを買おうと考え悩みに悩んで昨年レジェンド(KC2 後期(中期?))に乗り換えました。 ちなみにメインカーにサンバートラックも所有しております。 カーチューン初心者でブログ系は長続きしない人ではございますが何卒宜しくお願い致します。
ディーラーオプションのリモコンエンジンスターター、
契約時に付けるか否かでかなり悩んだものの車庫は閉め切られていて長時間エンジンを掛けられる環境では無いので使う事はほぼ無いだろうし値段が値段なので付けなかったのですが、後になってやはり欲しくなった事と丁度ディーラーから点検の連絡が来ましたのでこのタイミングで急遽付ける事にしました。
早速ディーラーに連絡を…
では無く有難い事にヤフオクに新品が半額程で出ておりましたので何も考えずにとりあえず落札しました。
届いてから気付きましたがカプラー類はともかくスターター本体やリモコンのセット自体は品番からしてアコード用、そして取り付け説明書を見ますと明らかに前期用でしたが配線は後期とほぼ同じ筈ですし恐らく付くでしょうと言い聞かせて半ば賭けで取り付けをする事にしました。
32ページ程の取り付け説明書。
これを見た段階で既にこれ2万弱払ってもディーラーにお願いした方が良いのでは…?と思い始めていますが、逆を言えば説明書さえ読めて工具さえあれば取り付けは可能でしかもほぼカプラーオンと言う事なのでその辺りは流石純正品ですね。
ここからの説明はジェットカーで行きますが大まかな手順としては
内装の必要な所全バラし→アンテナ取り付け(アンテナ線取り回し)→受信機取り付け→リレー取り付け用の穴開け→ハーネス準備→ハーネス取り回し&固定→カプラー割り込み→エレクトロタップ割り込み→ハーネス最終固定→HDS登録(ディーラー)の順です。
見辛い画像ですがこちらはアンテナ取り付け場所の様子です。
本来ならばアンテナは画像1枚目の様にダッシュボードに取り付けなければならないのですが自分の場合アンテナは意地でも見えない所に隠したかったので、運転席のAピラーカバーの中にカーテンシールドエアバッグに干渉しない様に収めました。
画像は運転席側のエアコン吹き出し口から撮っておりますが知恵の輪で何とか押し込みました。感度はまあ影響の無い事を祈りたい所です。
アンテナと受信機(本体)を取り付け終わったらこの部品のメイン作業のハーネスの取り回しが始まります。
作業中に写真を撮る余裕等勿論無く、この画像で既に終盤です。
後は橙の矢印の配線を割り込ませて配線を固定したら終了です。
ちなみに赤い矢印の所が先述のリレー固定の為の穴開け箇所です。(本来の)アンテナ取り付け位置と穴開け位置はちゃんと型紙がありまずミスをする事は無いと思います。
ウインカー関連を触っていて既に配線が溢れている関係で右上の所のハーネスが中々収まりませんでしたがそこはノリと勢いでなんとかします。
ちなみに5枚目の橙矢印の配線2本を割り込ませるに辺り付属のエレクトロタップを使えとの事でしたが、宗教上の理由により意地でもエレクトロタップでの配線分岐はしたくない人ですのでいつもならばギボシ化するかハンダ付けをする所なもののホンダがこれを使えと言っているし(何より楽ですし)どうしようか小一時間悩んだ末に結局配線をぶった切り二股分岐のギボシ化しました。一時的な快楽に打ち勝ちました。
にしても初めて見るタイプですねこれ。メーカーが指定するだけにやはり市販のより信頼性は高いんですかね?
とりあえず無事に着けられましたのであとはディーラーにて専用の診断ツール(HDS)でリモコン登録をして頂かないと使えませんので半年点検も近付いていたのもあり点検を兼ねて登録もお願いしました。
ちなみに登録をしない状態ですとキーレス機能以外は使えずエンジン始動・停止は勿論アンサーバック表示機能(車内温度等)を含め使えませんでした。
ちなみに代車は先代後期のヴェゼルでした。初めて乗りましたが乗り易くて良いクルマでしたが本音を言うとハイブリッドなら更に嬉しかったかなと。
取り付け時に何かしらミスがあれば直して再入庫も覚悟していましたがどうやら正しく着けられた様で無事動作してくれました。
エアコンやデフロスター・ミラーヒーターの作動を気温に応じて自動作動させたりするのは勿論の事、オートライトを一時的に作動しない様にしたりワイパースイッチがオンのままでクルマを降りた場合でもワイパーを作動させない様にする機能等が付いていたり、リモコンエンジンスターターでエンジン始動中でもスマートキーにて開錠が出来たりとこの辺り流石純正だなと感じた次第です。
ただし社外品の様にエンジンが掛かった状態でそのまま乗り出しは出来ない様です(ホンダの場合最近のスマートキー一体型リモコンエンジンスターターであれば乗り出しも可能だそうですが…)。
こちらがリモコンです。
エンジンの始動状態、残り作動時間、車内温度がバーにて表示、ドア施錠開錠状態等が確認出来ます。
車庫環境的にも燃料的にもあまり活躍する事は無さそうですが購入時に悩んだかつ自分で着けてみたかったパーツでしたので主に気持ちの面での満足度は大変高いです。