インテグラの保険会社・車両保険・苦情・見積書・トラブルに関するカスタム事例
2019年04月17日 20時56分
損害保険ジャパン日本興亜株式会社との車両保険代金でもめましたが、本日、完全に私の主張を認めて頂きました!
後は修理が上手くいく事をただただ祈るのみです。長かった…
弱い立場の一般人である保険契約者が保険会社に騙されない様にお伝えします。
先ずお伝えしたいのは、保険とは保険会社と個人の間の契約です。契約なので保険証券と約款の記載内容が全てです。
保険会社は素人を騙そうと、約款にすら書いてない事を、常識の様に言いますが、約款に書いてない事は契約外です。騙されない様にして下さい。
後、保険会社との揉め事解決にお勧めしたいのが「そんぽADRセンター」という保険の苦情センターへの無料相談です。
一般社団法人の日本損害保険協会の中の組織ですが、保険会社とは一定の距離があり、中立的な立場で苦情を保険会社の本社に公式に伝えてくれます。必要な時は時間はかかりますが裁判も無料で起こしてくれるらしいです。
今回の私の揉め事は以下です。
長文なので興味あるかたはお読みください。
①自損事故で無限のフロントエアロバンパーが破損。当初のディーラーの見積は38万円。ただしこの見積は新品の無限のフロントエアロバンパーの値段を元に計算したもの。実際にはこれは廃番なのでこの値段では修理できず。更にディーラーでは破損したフロントエアロバンパーの補修は無理とサジを投げられた。
②破損したフロントエアロバンパーを補修できる板金屋さんを見つけたが、ここの見積は55万円(因みに車本体の協定保証価格は65万円なので、これは超えて無い)。当然、新品価格より、バラバラになったフロントエアロバンパーを補修する方が高額になる。
③保険会社から車両保険代金は38万円が上限と連絡あり。根拠は約款に記載があるからとの主張。
④私が約款にそんな記載は無い事を指摘したが、今度は保険毎日新聞社が発行している「自動車保険の解説」(5000円もする専門書)に書いてあると主張。更に保険とは状態を直すのではなく価値を直すのが目的なので、部品一つ一つの値段の経済的合理性を判断して計算するのは常識と主張。
⑤これに対して私からは、保険証券と約款の内容で契約しており、これらが全て。「自動車保険の解説」は単なる民間企業が出している保険業界の内規であり法的拘束力も無い(法律ではない)。また私の約款には「状態を直す」と明記されており、常識と称して約款の表記と違う事を主張されても無効と主張。
⑥トドメに、そんぽADRセンターから公式に、無い部品の修理に、無い部品の価格を上限にするのはおかしいと苦情申請してもらう。
⑦ついに保険会社が降参し、55万円の車両保険代金を認めた。挙句に、そんぽADRセンターの苦情を取り下げてくれとお願いしてきた。
廃番部品が絡む車両保険で困った時のご参考にして下さい。
私の約款です。
補修代金の方が安いのに新品が良いと言って新品交換した時は差額は払わないとは言ってますが、
無い部品の新品価格より、補修代金の方が高い場合は無い新品部品代金までしか払わないとは書いて無いです。
またご丁寧に修理費の定義は「契約自動車を事故発生直前の状態に復旧するために必要な修理費」と書いてあり、価値を復旧するとは書いて無いですね。
後、証拠を残すためにメールでやり取りしましょう。こちらから書いた文面は消さないで引用返信するように指定もしましょう!