ミラのメーター分解・コネクタ端子差替に関するカスタム事例
2024年09月14日 17時48分
さらに続き。
もう純正メーターに戻すこともなかろうからメーターコネクタ端子を抜いて差し替えることにしました。
それぞれの配線に「元の配列番号To差し替える配列番号」を書いたタグを付けて間違えないようにしっかり確認したうえで端子を抜きます。
コネクタのロック部分を浮かせてから各端子のロック部を精密マイナスドライバーでリリースしつつ配線を引き抜きます。
ミラ側のコネクタは端子のロックが触りやすいですがコツを掴むまではなかなか抜けなくてちょっと苦戦しました…
30分くらいやってたかな…?時間見てなかったからよくわからんけど体感そんくらい。
ひとまず全摘出完了。
ちなみにウチが使ってたムーヴメーターコネクタを見てみると端子ロックを解除するためには精密マイナスドライバーよりさらに細い道具が必要っぽい
ちょっと強引にロックをこねると端子穴が潰れるので元に戻してから次の作業に進みましょうね〜
メーター配線を上段(1〜20)と下段(21〜40)で分けておくと接続時に配線がゴチャつかなくていいと思う。
画像左側の配線が下段で右側の配線が上段。
上段側の配線はATのシフトポジションが主なのでMTではほぼ使わないんですよね
入れ替え完了。
ミラ側に2本ほど接続先がない配線が存在したので抜いたままビニールテープで絶縁しておきます
そしてメーター動作確認をしてみたら動くには動く…が何かおかしい。
①キーを差してるのにキーアラームが鳴らない
②ブレーキ警告灯が消えない
③キーOFF時にタコメーターの針が0に戻らない
①と③についてはエンジンルーム側のヒューズを確認したらBACKUPの10Aが飛んでた。
これはまぁメーター端子を抜いたときにB+端子をショートさせてしまったからだろう。
②はブレーキ配線端子がコネクタのロックにかからなくて差込が甘くなってたのが原因だった。
端子ロック解除時に手こずったのでその時にコネクタ側を痛めたのだろう…
メーター接続時に配線をしっかり押し込むことで一応の解決はした
さて、車体ハーネスの加工は終わったので再びムーヴメーターを持ち帰って分解です。
どうやらミラもムーヴも前面クリアパネルの形状は同じみたいなので、ミラのパネルのがキレイだったから交換しとこう
んでオドメーター液晶を外してみて比べてみたらなるほど、ムーヴとミラじゃ液晶のサイズが違うのな。
端子の数も違うのでコイツの流用はできないっぽい。
それとも後期と前期でサイズが違うのか?
比較対象がないのでこれ以上はわかんないなぁ
ちなみにウチのムーヴメーターは必要ない警告灯は文字盤裏から遮光性の高い塗料を塗って点灯しないようにしています。
こうすればいちいちメーターLEDを潰すor除去する手間が省けるんですよね
このように光を透過させても光らないことは確認済です
メーター左側のシフトポジション表示はMT車には必要ないので適当なカッティングシートを貼って隠してます。
前期メーターはこの部分に必要な警告灯はないので。
このあと車体に装着して動作確認を兼ねて軽く外出中に投稿してますが、特に問題なく動いてます。
気になるのはオドメーターの文字がちょっと暗いことかな…?遮光フィルムの角度が微妙に合ってないのかもしれない。
あまりにも気になるようなら貼り替えればいいかな…?
現場からは以上です。