インプレッサ WRX STIのクラッチ交換・オグラレーシングクラッチ・メタルクラッチ・強化クラッチに関するカスタム事例
2022年02月12日 22時45分
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こんにちは、こんばんは。
昨シーズン、久々のジムカーナで
4WDクラス1位と3位をとることが出来て
今シーズンのジムカーナもやる気満々の私です(ง ˙-˙ )ง
今回は、ジムカーナで疲労して滑りまくっているクラッチを交換します!
私としては、過去に乗っていたアルトワークスのミッションを降ろしたことがあるくらいで、インプのような大きいミッションを降ろすのは今回が初めてです
ちなみにインプレッサSTIのミッションは6速で
フロントデフの重みもあり、約80kgあります
下敷きになれば大ケガします
まずは今回の主役をご紹介!
オグラレーシングクラッチさんのメタルシングルです!
俗に言う強化クラッチですね
軽量フライホイール付きです
その他に
・ギアオイル
・クランクシャフトのリアオイルシール
・レリーズベアリング
・パイロットベアリング
・ステンメッシュのクラッチホース
写真にはありませんが、レリーズフォークも準備しています
まずはジャッキアップする前に出来ることとして
ミッション周りのカプラーやらセルモーターの取外しです
写真はインタークーラーを取外したところです
次にミッションケースに接続しているピッチングストッパーを取外します
その他にタービン後ろのフロントパイプを取り外す準備として、タービン上側のボルトナット類を外します
セルモーター外します
次にレリーズフォークピンを取外します
ここは絶対に取外し忘れてはいけないポイントです
セルモーターを取り外すと、14mm六角穴のプラグが見えるようになります
そのプラグを外し、穴に5mmのボルトを突っ込み締め付けて引っ張るとレリーズフォークピンが抜けます(写真を撮り忘れました)
レリーズフォークピンを抜く理由ですが
6速ミッションのSTiはプル式クラッチとなっている為、ミッションを降ろす前にレリーズフォークピンを抜き、レリーズフォークをレリーズベアリングから抜いておかないとミッションを降ろせない構造となっています
その為ミッションを降ろすとレリーズベアリングはクラッチカバーに残る仕組みです
そしてジャッキアップ
ミッションオイルを抜いている間に
ドライブシャフトを抜く手前まで準備しておきます
人によって方法は色々ありますが
正確にサクッとドライブシャフトを脱着したい私はハブごと取外しています
その他にマフラー、フロントパイプを外します
プロペラシャフトはミッションオイルが抜けてから取外します
ドライブシャフト、プロペラシャフトを取外した後は
室内からシフト周りのナットを外して、下からシフトリンケージ周りを外します
シフトレバーを取外します
外したついでにシフトリンケージブッシュをウレタンブッシュに交換します
こんな感じ
ミッションマウントを外して、ミッションケース取付けボルトナット類を外し、スクレーパー等でエンジンとミッションを縁切りします(必死過ぎて写真撮れていません)
ミッションマウントを外す前にジャッキをミッションケースにかけておくようにします(何度も言いますが必死でした、写真無いです)
ミッションケースの前後に1つずつジャッキをかけて、エンジンからミッションケースを切り離しながらジャッキを降ろしていきます(写真撮ってる暇なんてありません、写真無理でした)
ミッションを仮置きする為にジャッキからミッションを人力で降ろしました(余裕出来たから写真撮りました)
このページで説明した作業ですが
3人がかりで約5時間かかりました(^^;
上から見るとこんな感じ
ミッションが無いだけでスッカラカンですね笑
エンジン側はクラッチカバーが見えるようになっています
レリーズベアリングも残っています
レリーズベアリングをマイナスドライバー等でこじって取外します
外れました
次にクラッチカバーを外します
カバーが外れるとディスクも一緒に外れます
片手ではちょっとキツイくらいの重さでした
次にフライホイールを外します
流石に片手では怪我するような重さなので両手で外しました
ディスクは純正互換品のエクセディ製が入っていました
どうやらこのインプのクラッチ交換は私で2回目のようですね
ディスクは摩耗しきっていて、リベットまで削れていました
フライホイール側にはリベットが当たっている痕があります
クランクシャフトのリアオイルシールを交換しました
新品の軽量フライホイールにパイロットベアリングを圧入し
エンジンへ取り付け
ディスク、プレッシャープレート、カバーを準備し
エンジンに取り付け
メインドライブシャフトの手入れをして
レリーズベアリング、レリーズフォーク、レリーズフォークピンを取り付ける(写真忘れました)
あとは外す時の逆再生でミッションケースを取り付ける
ちなみにこれも3人がかりで約4時間かかりました
あとは元通りに復旧していきます
合わせてステンメッシュのクラッチホースに交換しました
ミッションオイルを入れて
クラッチオイルのエア抜きをします
メタルクラッチのシャラシャラ音がやる気を上げてくれますね
今回で学んだことですが
「もうやりたくない」
です笑
"工賃"の大切さに気付かされました笑