シビックの綺麗過ぎるドンガラ・綺麗なジャイアン的なもの・レースカー・マフラー爆音過ぎてサーキットで注意されるに関するカスタム事例
2021年10月14日 20時16分
車ばかり増えてしまいます。 平成一桁設計の1番勢いがあった頃の国産スポーツカーが好きです。 18歳からFD乗ってますが、ここ数年埃かぶっていて可愛そうです。 最近はコペン、マイティボーイ、スカイラインクーペ、オデッセイを主にいじっています。 車離れが叫ばれる世の中にあって自分の車は埋れさせまい、と思って昔から志高く車造りをしていたら独立して車屋をやっていました。 運命ってこういうことなんですね。 2021/9/5 car tune開始
何年も前にスタンスネイションに出した時の写真が残っておりました。
お台場で初めて開催された時かな?
この頃から応募車が3000〜4000台になって、書類選考通過車を1000台規模に拡大したことで開催場所が無いとかで主催側が試行錯誤していたみたいです。
ホイールをとにかく軽量な物を選んで、引っ張らずに走れるギリギリまでキャンバーつけまくってフェンダーツラウチまでタイヤを持ってきておりました。(今はFFレースカーの方向性をこの頃とは変えてます
敢えて引っ張らない美学とかレースカーもどきな車を作っているプライドみたいなものがあって、引っ張らずに踏ん張らせてツラまで出す工夫をしています。
チャラチャラした車は引っ張らせてますけども。
室内はこんな感じです。
外せるものはすべて外して軽量化した上で綺麗に塗りました。
軽量化は軽量化なのですが、野晒し管理の耐久レース仕様なのでガラスやパワーウィンドウとドアの内張、ダッシュボードは天候による快適性とぶつかった時にアルミやカーボンよりは痛くないだろうということでノーマルです。
FRPのドア内張も手に入れてあるのですが、使わずじまいなのでそのうちヤフオクとかメルカリに出そうかなと思ってはや数年です。
唯一失敗したのはヒーターコアを外したことで、「男のレースカーはヒーターコアすら外す!!」と意気込んで即外しましたが、そんなものは男でも何でもなく雨や湿度の高い日、冬の時期に死ぬ想いしたければどうぞという仕様にしただけでした。
もう全部捨ててしまっているので、お手製のヒーターコアと温風を出す装置を作るしかありません・・・。
ミラクルクロスバーは効果もさることながら(剛性高過ぎてよくわからない)室内の見た目のカッコ良さが3割以上増して見えるので付けました。
こんな感じで小さく雑誌に載りました。
ボディ補強はロールバーに頼らずに修行先の板金屋社長に溶接増しで約3000〜4000発打ってもらいました。
なのでロールバーはガゼットで留めず脚もボルト留めです。
初期の頃はロールバー無しで、後でロールバー入れましたが特に違いが分からないほど剛性があったので、溶接増しって本当に凄いです。(乗員保護はロールバーに任せてあります
スポット溶接機なんてものは無いので鉄板の繋ぎ目の片方に穴を開けては溶接して頭飛ばす、を延々と繰り返して軽量化。
実際これをやるかやらないかで一台あたり少なくとも500g〜1kgは違うそうです。
自分はそんなもんやらなくても変わりがわからん!!と思いつつ時間に追われながらやってましたが、今思えば軽量化云々よりも見た目の仕上がりに歴然とした差が出ました。
板金屋の修行時代の社長が、ECUのセッティング以外は何でも高レベルでこなせて、D1車輛やラリー屋のモンスターエンジン積んだ車のテストドライバー任されている人なので、自分なんかが見てきたショーカーなんかよりも実戦的なレベルの高い所を見て来て言っていることなので含蓄が全然違ってました。
いつも勉強させてもらってます。
実際のレース車輌でも内装が同じ様に見えても、細部のフィニッシュがテキトーなのか美しく機能的なのかでその見栄えや仕事のレベルがわかるようです。
自分のシビックはショーにも出せるレースカーにしたかったのでこれで正解でした。
後はもっとフェンダー拡げて太いサイズ履けるようにしてタイム縮めないと、大袈裟ですが現状の195幅ではもう限界までタイム縮めてしまった感があります。
そのうちやろうかとは考えていますが、今はシビックへの情熱は充電期間に充ててます。