シルビアのクラッチ交換・ミッション降ろし・DIY・整備・修理に関するカスタム事例
2021年10月01日 19時49分
古くてエコとは正反対のエゴ満点の車に惹かれます。 あと何故かニッチな物にも惹かれます。 s14をDIYで整備兼チューンの真似事をしています。 公道復帰出来る様に頑張ります 様子はたまに投稿するかも 良かったら仲良くしてください。
クラッチ交換が終わってミッション取り付けがようやく終わったので続き上げます。
今回用意したのがNISMOスーパーカッパーミックスを選択。
意味はないかもですがハイトルクの方を買いました
クランクシールとパイロットブッシュは付いてないので共販行きましたが個人に販売はしなくなったそうで変えなかったのでモノタロウで購入
個人でも買えるようになったんで便利になりました
パイロットブッシュ抜き取り
プーラー使えば楽勝です
新品と比較
やっぱり外したやつは明らかにペラくなってます
長さが若干違いましたが内径同じなんでまあ問題無いかな?
パーツナンバー同じやつを頼んだんですがね
パイロットブッシュは14ミリのソケットをあてがって叩いて入れます。斜めにならない様要注意
次はクランクシール交換
適当なビスを打ち込んでマイナスでこじっれば出てくるので後はプライヤーで引っ張ってやればこれも簡単に撮れました
シール面に傷入れないように注意
新品のシール
ツライチになるまでソケットをあてがって叩いて入れます
次にフライホイール取り付け
NISMOのクラッチセットは取り付けのボルトもセットになってるので準備不用です
フライホイールには切削油が付いてるのでパーツクリーナーで落としてから取り付けましょう
見た目ほぼ変わりませんが純正と比べると明らかに軽いです。
取り外しとと同じ様に回ってしまうのでリングギヤにソケット噛ませてから締めます。
次はクラッチ板取り付けですがセンター出し治具なんて持ってないので作ります。
材料は適当なボルトとテープ
ボルトにパイロットブッシュの内径ピッタリになるまでテープを巻きます。
あとはクラッチ板側のスプライン にピッタリになる様にテープ巻いてクラッチ板通してスプライン の跡をつければ完成
見た目は悪いけどシングルプレートなんでこんな物でも十分です
スプラインにクラッチグリスを塗ってクラッチ板とプレッシャープレートを取り付け
作業中の写真は無いですがレリーズベアリング打ち替え。叩いて外そうとしましたが外れなかったのでこの為にコイツわざわざを導入
お釜の掃除前、外した直後の写真ですがレリーズベアリングをシャフトに付けてからレリーズフォークとベアリングを組み合わせてピボットに押し込みます写真でなら右側からフォークの先端を差し込む感じ
針金の下はフォークとの接触面なのでここにもレリーグリスを付けてやります
フォークの裏側
真ん中の中央部の凹みがピボットとの接点です
フォークと針金を外してパーツクリーナーで清掃した後凹みにグリスをつけましょう
汚れるのが嫌なので外側も出来るだけ掃除しました
次にレリーズベアリングとフォークにクラッチグリスを付けてミッションお釜に取り付け
写真は終わってジャッキアップ前
ミッションがボディと干渉して刺さる気がしない…ここで苦戦してました。
どうしてもスプラインに刺さらなかったのでクラッチを付け直してレリーズフォークを地面と並行になるまで回してます。それでも干渉してつかなかったので更にフロントメンバーのボルトを緩めてからオイルパンの前側の取り付けボルトの位置に木端をかましたジャッキでエンジンを上げて傾けてやったらようやく干渉無くミッションが刺さる様になりました
あと少し。この辺まで来たらミッションを反時計周りに回してボルトが入る位置に角度を合わせます
ミッションを回し終わったらミッションとエンジンをつなぐボルトを徐々に締め込んでエンジンと結合してレリーズシリンダーを取り付けしたら完成。
ボルトが硬い場合は角度合ってないかクラッチのセンターが出てないので面倒くさくてもやり直した方が懸命です。後々トラブルになるよりはマシとでも考えて頑張りましょ。
因みに自分は私は刺さらなくて2回取り付け直しましたよ。
緩めたメンバーのボルトを締め直して外したミッションマウントを戻します。
ここまで終わったらクラッチを踏んで動作チェック
ここでうまく動かなかったらまたやり直しなので緊張の一瞬。1回目クラッチを踏んだらペダルが全く戻ってこなくて焦りましたが引っ張って戻してもう一回踏んだら正常に戻ってました。良かった。
強化なので若干重くなりました
あとはミッションオイル入れてマフラー付けて動作チェックですが疲れたの一旦ここまで