BRZのアル中の人と繋がりたい・小説調・今週も頑張ります・アル中じゃないよ!に関するカスタム事例
2023年02月06日 07時02分
ガチャリと音を立て、ドアを開ける。
向かう先は「丸亀製麺」....
ではなく、その隣にある焼肉屋「牛角」だ。
店の前から期待をさせる匂いが香ってくる。
店内に入ると
どうやらお昼は食べ放題はやっていないようだ。
これは誤算だ。
だが僕たちの足を止める事は出来ない。
早速席に着き、メニューを開く。
最初に食したのは「牛カルビ」
心地の良い歯応えと、牛の旨みが口に広がる。
これはビールが進む。
でも僕はこいつを好きにはなれない。
たしかに美味。
しかし
砂糖を舐めた時に甘いと反射的に感じるような
そんな美味さだ。
僕はそれに心を許すことが出来ない。
続いての注文は「牛ホルモン」だ。
軽く焦げ目を付け、口に頬張る。
ぷるりとした感触が舌を触り
噛む度に少し苦く、甘い油が喉を通る。
そして、油で汚された僕の口内をビールで洗い流す。
なんたるギルティ!
嗚呼...神よ...罪深きこの私奴を許したもう!
僕は思わず神に祈ってしまった。
そんな時、隣には米を掻き込む兄が居た。
沢山食う奴と食べる飯はうまい。
僕はそう思い、心の中で今週も頑張ろう
そう決意したのだ。