カローラレビンのビード上げ・裏技に関するカスタム事例
2017年11月08日 21時05分
極太ホイールも、一発で、安全に、スピーディー、安価にビード上げする技を思いつきましたので紹介させていただきます。用意するものはbmxのチューブです。私は16インチの1.5幅の物を使っています。これまでに15インチ8.5jに195/55/r15を12本、15インチ7jに165/65/r15を4本、16インチ7.5jに195/45/r16を4本をビード上げしました。
チューブを開封したところです。この技のキモはbmxのチューブというところにあります。その理由は、頑丈、幅が太い、米式バルブでホイールのエアバルブと共通だからです。
さて、手順ですが、初めにチューブにシリコンスプレーをまんべんなくまぶします。この過程を省くと後でチューブを取るときに大変です。
これは今回試すサンプルです。
9jに195幅を上げます。
外径は15インチです。
タイヤを下側に寄せた後、チューブを表の隙間にハメ込みます。
余談ですが私が愛用している高儀のコンプレッサーです。
ハメ込んだ後に、bmxのチューブに空気を入れるとこのようにリムとタイヤの隙間が充填されます。
この状態でタイヤの空気を入れていきます。bmxのチューブが圧縮されて膨張してきますので、タイヤの空気を入れる→bmxのチューブの空気を抜くを細かく繰り返します。
画質が悪く恐縮です。
前述の手順を繰り返すと、そのうちビードが上がります。チューブがタイヤに埋没しますが問題ありません。ビードが上がったら、まずbmxのチューブの空気を全部抜き、手で引き抜くと簡単に取れます。この時、シリコンスプレーの塗布が甘いと摩擦で苦労し、最悪ちぎれてチューブの破片が中に取り残されます。
こうなるとビード落としをして、破片を除去しなくてはならなくなります。
以上でビード上げ完了となります。
ググると、パーツクリーナーを充填して火を着けるとか、チーターという装置を使うかの2点がよく出てきますが、危険だったり、個人ではハードルが高かったりします。この方法では、1000円ちょいのチューブを用いて簡単に行えると思います。