ランサーエボリューションのDIY・ギヤオイル交換・ミッションオイル交換・デフオイル交換・トランスファーオイル交換に関するカスタム事例
2018年10月09日 19時36分
車検整備、その2後編。
「ギヤオイル交換」
前編の冷却水交換と一緒にやりました。
ジャッキは4輪上げます。
片上げだと上手いことオイルが抜けなかったり、入らなかったりするので・・・。
各フィラー、ドレンボルトのガスケットは全て交換しました。
漏れると嫌なので・・・。
ミッションのフィラー(注入口)とドレン(排出口)です。
青丸がフィラーで、赤丸がドレンです。
フィラー17mm、ドレンが24mm。
オイル量は約2.8㍑ですが、使ったのは2.5㍑くらいでした。
GTの5速なので、GSRの6速のオイル量はちょっと少ないです。
ガルフの75W-90を使用しました。
フィラーを緩めてから、ドレンを緩める様にしましょう。
密閉された内圧の関係で、先にドレンを取ってしまうと、フィラーが取れなくなる恐れがあります。
トランスファーです。
真ん中のがフロントパイプ。
同じく青丸がフィラー、赤丸がドレンです。
フィラー17mm、ドレン24mmです。
フィラーボルトは奥まった位置にあるので、ラチェットに短いエクステンションを噛ませました。
トランスファーはLSDオイルが推奨オイルなので、少し硬めなガルフの85W-140を使いました。
量は0.5㍑くらいです。
リヤデフです。
GTなので、AYCは着いてません。
GSRはAYCの作動油のドレンもあるので、間違えない様に注意です。
分かりやすく、AYC作動油のドレンにはATFの刻印があります。
フィラー、ドレン共に24mmです。
トランスファーと同じく、粘度は85W-140で、量は0.5㍑程度でした。
フィラー、ドレンのボルトは、口径こそ大きいですが、余り強く締まってません。
手応えが止まるくらいで良いでしょう。
外したフィラー、ドレンボルトは清掃しておきます。
特にドレンボルトは鉄粉を取る為に磁石が着いてるので、しっかり清掃します。
ドレンボルトを先に締めて、フィラーからオイルを注入します。
工場では、専用のポンプを使いますが、そんな物は無いので、代わりにシャンプーボトルのシュポシュポに、対油ホースを着けたものを使いました。
ギヤオイルは粘度が高いので、横着して、どんどんポンピングすると、浸透せずに溢れ返って来るので、ゆっくり注入してください。
ゆっくり注入して、フィラーから溢れ出て来たらいっぱいなので、フィラーボルトを締めて、洗浄して完成です。