190シリーズのホーン移設・ブロアファン注油・エアコンフィルター取り付け・断熱処理・鈴虫の声 ヒューズ陥没に関するカスタム事例
2022年05月27日 18時36分
前周りをスッキリさせました。ホーンの移設です。ラジエター前の斜めのスティから高音、低音の丸型ホーン取り外し
右側タイヤハウス内に移設しラジエターへの前からの風の通りを良くしました。
フロントストレーキ取り付けの時にフェンダーインナーカバーを付けましたのでその空間を利用しています。
190Eシリーズでは2.6がこのホーン取り付け位置です。
風繋がりで次にブロアファンのチェックです。予備のバッテリーに中華製のPWM制御を途中に入れてファンを回します。ファンは手持ちのスペア1号、2号です。制御電圧の最低値は0.07Vでしたここから無段階で12Vまでキレイに制御されています。どの程度の電圧で回り出すか見てみます。1号は0.5Vから、2号は0.7V位でしょうか?パーツクリーナーで軸受けを洗浄し、ベルハンマー噴射です。電圧も上下させて動きをみます。軸受はメタルベアリング?です。何度か繰り返して回り出しの電圧が0.3V程度となりました。予備のバッテリーを充電しながらそれぞれ1時間程度の慣熟回転でベルハンマーを馴染ませます。最後にベルハンマーグリスを軸受端部に塗り込んで終了です。
風関係の次の作業は「エアコンフィルター」の取り付けです。計画当初に設定されていないパーツです。高さと奥行きは丁度良さそうです。幅は少し広いので真ん中で詰めます。
取り付け位置はエバポレーターの前です。少し吸入抵抗になるのかもしれません収まりはgood です。
フィルターの取り替えの時はそれなりの作業になりますが無いよりは良いと思われます。
ヒューズホルダーを確認します。ブロアファンはNo.1です。赤色16A 12V×16A=192Wとかなりの消費電力です。ブロアファンの回転が悪く鈴虫の鳴き声が出ているまま乗り続けると最初はヒューズが加熱しホルダーのプラスチックが溶解、ホルダー内部に陥没してしまいます。その時の二次被害でヒューズ周りで悪さして走行不可となってしまいます。この当時のブロアファンはイグニッションONで常時微速回転です。室内操作でOFFが有りません。鈴虫が鳴き出したらヒューズを抜いて専門家の診断を受けましょう!車両火災でニュースにならないように注意しましょう!
断熱性の回復です。エンジンの後側バルクヘッド表面にに断熱材が取り付けてあります。プラスチッククリップ2個でパチンと止まっています。引きずり出します。32年間お疲れ様でした。
どうしたものかこのエイリアン君、考えましたがアルミの断熱シートを増し貼りしました。埃もすごいし断熱材の材質もアスベストなど心配な状況です。純正品の供給は終わったいるようです。残念
スキマに押し込んでプラスチッククリップを止めて完成です。所沢の師匠に汚いからと外したままだとボディーが温まってエアコンの効きが悪くなると言われています。シルバー色は微妙ですが断熱効果に少しだけ期待します。
ブロアファンのスペアは2個有っても使いきれないと思います。ご入用の方がおられましたらお声掛けくださいね!