NISSAN GT-Rの車高調 バネに関するカスタム事例
2020年05月02日 10時07分
都市伝説じゃなく、自分が実際に経験した、乗ってきた車のほんとの真実を伝えていけたらと思います。 車歴は特にZ32とJZ系、RB系が多く、 一応国家整備士資格有り(こんなの紙切れで誰でも取れるし、実際には意味なんてないと思ってるけど(笑)) 業界人経歴、バイトだった期間も含めたら気づいたら20年…汗 街乗りからゼロヨン、最高速、サーキット。そして壊しては対策と、経験とデータが1番と思っています。 逆に知らない事を、みなさんから教えて頂けたらと思います。
車高調のバネの仕様変更。
TEIN車高調の、フロントのヘルパースプリングを撤去。
目論見通り、全域で良くなった!
HKSとかもそうだけど、ストリート系の車高調って、みんなフロントにもヘルパースプリングが入ってる35GTR用(^_^;
ヘルパースプリングのせいで、伸び側が伸び過ぎて、ふわふわ跳ねるのが嫌で。
極低速域での、荒れた路面は、乗り心地の面では突き上げ軽減に少しメリットあるのかもしれないけど、ふわふわ跳ねるのもそれはそれで乗り心地悪く感じる。
それなら多少の突き上げあっても、1発で収まって欲しいもの。
ダンパーを硬くしてもいいけど、伸び側のストロークがあり過ぎると根本的に解決しない。
やっぱりヘルパースプリング抜いたら無駄な動きが無くなったし、
別にメインのバネレートを上げてるわけじゃないから、突き上げもほとんど変わらない。して揺れなくなったし、変なふわふわ跳ねるのは完全に改善。
乗り心地も例えるなら、タイヤの銘柄変えたとか、50扁平の車に40扁平にした程度の違い。そんな悪化は感じない。
して、メーカーは何故にそんな無駄にヘルパースプリング入れてくるのか?って考察は、
安価な車高調のショックって、車種専用じゃなく全車共通で、
アッパーマウントと、ロアブラケットだけ車種専用でコストダウンしてるんですよ。
だから、ショックケースの長さが35のロアブラケットに対して長すぎなんですよね。
そこで、ショックケース自体が長過ぎて車高下げ幅が足りないから、ヘルパースプリング入れて、
路面に接地したら、ぐにゃっと潰れてストロークさせて車高下がるように設定してるのかと思われます(^_^;
自分の写真の状態の車高で、バネのプリロードゼロで、ほぼケース側を全縮めの状態です(^_^;こっから1cm下げれるかどうかです。
もっとベタ下げしたい人や、
TEINつるしの16kgのバネレートを、サーキットを考えて18kgとか20kg以上にしたい人は、このショックだとダメかも(^_^;
突き上げ酷い08モデル純正サスショックよりは、乗り心地遥かに良いから、18kgか20kgに上げてもいいかなぁと思ってたけど、車高が下がらなくなるからちょっと考え中。
全開ぶっ飛ばして少しジャンプするようなシチュエーションだと、バネレート足りなくてフルバンプしちゃうし、全開で曲がると少しロールも多い。
バネレートもう少し上げたいんだけどなぁ。
あとは、リヤもヘルパースプリング抜きたいなぁ。
9kgのバネにヘルパーとか絶対に必要ないかと。
ヘルパースプリングってそもそも伸び側のストロークが著しく無いくらい硬いバネレートの時や、
全長調整式じゃなく、バネ遊ぶ時に使うものですから(^_^;
レートが高いアシストとかテンダースプリングならいいけど、あんな握力で潰せるようなヘルパースプリングは、全開走行の無駄な動きの原因だから外すのが1番です。