レヴォーグのアマチュア無線・ハンドマイク・付かないのではなく付ける。・パンデムシャックに関するカスタム事例
2023年09月06日 12時16分
VM4
この車輌でアマチュア無線を楽しんでるときがあります。
(最近、ヤリスやアルトワークスのネタがありません。汗。)
先日、購入した約四半世紀前のアマチュア無線機に使用するハンドマイクのマイクエレメントがご臨終しておりまして。。
まあ、製造から45年経過したマイクですもん。
そりゃ限界でしょう。
勿論保守パーツなどありません。
無いのなら汎用でクリア出来ないかと。
そこでいつものAmazonで調べると手頃なサイズのマイクエレメントを発見。
何となく使えそう?そんなものを見つけました。
400円程度なので購入してみました。
ダメならリサイクル。
パーツが届いたので汎用のマイクエレメントを仮付けし、通話試験。
ちゃんと変調(音声)がかかることを確認。
当然の事ですが、このマイクエレメント、このままでは高さが合わず全く収まりません。
かなりの加工をしないとなりません。
リスクを承知で購入したわけですのでそこは否めない。
まあ、いつものように『付かないのではなく付ける!』
このスピリッツで作業スタート。
先ずはマスキングテープを巻き、マーキング。
不要な部分は超音波カッターで切断するところからスタート。
こういうものは躊躇したら出来ません!
カット&トライの繰り返し。
しかし、まだまだ収まりません。
マイクエレメントはこれ以上切削出来ないところまで攻めました。
それでも収まらず。。
エレメント側が限界なのでマイク筐体側も切削しないと。
赤丸部分が突起物なのでここを処理。
マイクハンガーのカシメ部分は切削できないためマイクエレメント側に一工夫が必要。
取り敢えず切削。入るかな?
うーん。
まだ入りきれない。。
結局マイクエレメントの一部を切削。
ついにエレメント本体が顔を出しちゃいました。
どーだ!?
収まるか?
ヨシ!
干渉無しで収まりました。
切削箇所を綺麗に仕上げてから。。
マイクエレメントを半田付け。
(極性注意)
ケースを合体。
閉まるかな?
蓋を閉めて見た目は完成。
あとは実通話試験をしてみないと。。
通話試験良好。
あとは見映え。
見映えが悪いのでまた分解。
マイクの編み部分、取り外しました。
脱脂をしてから塗装。
塗りすぎ?
乾燥すると意外とそうでもない。
網を戻して取り付け。
ハンドマイクリペア終了。
半世紀前のマイクロフォンが甦りました。
往年の名機復活です。