ランサーエボリューションのオイルクーラー取付に関するカスタム事例
2019年07月19日 14時18分
オイルクーラー。
ランエボには、純正でオイルクーラーが付いていますが、競技で走らせるには容量不足で、クーリングする場面が多い。
そこで容量アップさせる方法となりますが、ここでは私が実際に行なっている『コスト重視』と『容積・軽量重視』をご紹介します。
写真は純正クーラー2台装着しての『コスト重視』タイプで、前方が元々のランエボⅥ純正オイルクーラー、後方が追加した中古品のランエボⅧオイルクーラーです。
中古品はホース付きでしたので、これを活用して【エンジン→純正ホース(Ⅵ用)→Ⅵ用オイルクーラー→純正ホース(Ⅷ用)→Ⅷ用オイルクーラー→純正ホース(Ⅵ用)→エンジン】という循環で冷却させ、東名パワード製オイルクーラーキラーとの組み合わせにより、冬季の街乗りで90℃程度、サーキット走行で110℃程度です。
Setlab製汎用オイルクーラー。
こちらは『容積・軽量重視』となり、サイズはW310mm×H195mm(25段)です。
縦向きの取り付けで、装着してから気付きましたが…310mmは長過ぎて、フロントバンパーからはみ出してしまったため、クーラー本体から下部のブラケットは、最低限残して切断しました。
オイルクーラー本体はアルミ製で、この大きさでⅥ用純正の1台よりも軽量です。
ホースは、純正ホースではバンジョーボルトで流れが悪く、オイルの循環抵抗を減らすため、キノクニのANタイプを使用してオイルの循環を改善。
当初のオイルサーモは、東名パワード製オイルクーラーキラーでしたが、冬季での街乗りで70℃にも達せず、サーキット走行で90℃以下で、完全なオーバークールのため、後にHKS製オイルサーモへ交換して、冬季の街乗りで80℃、サーキットで100℃になりました。
次回、【オイルサーモ】について書きたいと思います。