CLK クーペのCLK DTM・CLK63 AMGブラックシリーズ・CLK55 AMG・CLK GTRに関するカスタム事例
2020年07月17日 22時01分
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CTフレンズの皆さん
こんばんは😃
ひょんな事から手元に来たW209、CLKだが歴代のメルセデスの中でも
特別な市販バージョンが存在しているので紹介してみます。
CLK DTM AMG
メルセデス・ベンツCLK DTM AMGは、2004年にメルセデス・ベンツがドイツ・ツーリングカー選手権参加のためのホモロゲーション取得用として100台のみを発売したもので(カブリオレも60台発売されている)、日本では4000万円ほどで販売されたクルマ。
外観上の特徴はDTMレーシングカーと同等形状のオーバーフェンダー等。
現在ではオークションで当時と同等の値段で取り引きされており、
フェラーリもランボルギーニも多数持っている人が「コレクションの一部として」ミニカー感覚で買うんだろという
車。
エンジンは5.4リッターV8+スーパーチャージャーで出力は582馬力(CLK63ブラックシリーズの514馬力よりもパワフル)、0-100キロ加速は3.6秒をマークし、これはメルセデスAMG GT Rの3.7秒よりも速い数字となっている。
CLK 63 AMG ブラックシリーズ
すべてAMGの手で作られたという6.2リッターV8「100%AMG製」
この車はフェラーリ・F430やポルシェ・911ターボにも匹敵する価格の車でドイツ人の考えた冗談のようにしか思えない車だ。
搭載される6.2L V8エンジンは自然吸気で514PSという驚異的な出力を発揮する。
エンジン出力が通常のCLK63より29psアップして514psになったことなどは、大した問題ではない。
もっとも目に付くのは、フロントが75mm、リアが66mm拡大されたトレッドと、それを収めるためのオーバーフェンダーを与えられたボディの方だ。
その下にあるサスペンションは専用設計で、アジャスト機構をフルに盛り込まれており、このクルマがサーキット志向であることを強く示している。
さらに、超軽量の鍛造ホイールやリフトを打ち消すカーボンリアウイングなどのエアロパーツ、プログラムを変更したギアボックスを備え、リアシートは取り払われている。
これはポルシェ911GT3、GT2にインスパイアされたクルマだということは、AMGが認めるところ。たしかにこれは、その手のマシンである。
ブラックシリーズはAMG版GT3、GT2といったところである。
欧州で発売時の価格は日本円で約2800万円
残念ながら日本には正規輸入されていないが並行モデルが日本にも何台か上陸している。
今ではCLK63ブラックシリーズもそ
オークション対象の車となっている。
CLK63 AMG
外観はAMGのエアロをまとった以外は
通常のCLKと同じ
ホイールは18インチのもちろんAMG製
エンジンはすべてAMGの手で作られたという6.2リッターV8でブラックシリーズと同じく「100%AMG製」
性能・詳細スペック
エンジン型式 156
最高出力 481ps(354kW)/6800rpm
最大トルク 64.2kg・m(630N・m)/5000rpm
種類 V型8気筒DOHC
総排気量 6208cc
内径×行程 102.2mm×94.6mm
圧縮比 11.3
過給機 なし
燃料供給装置 電子制御式
燃料タンク容量 62リットル
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
当時の新車価格はカブリオレが
1333万円、クーペが1260万円
中古車でも殆ど見かけ無くなってしまった。
CLK55 AMG
2002年から2006年にかけて製造された。
CLK 55 AMGの見た目は控えめ。18インチホイールと、控えめなトランクリッドのスポイラー、2本出しのマフラカッターくらいが違いを主張する。
AMGの伝統に則って、V8エンジンは職人の手によって組み立てられた。エンジンのロッカーカバーには、担当した職人の名前が刻印されたプレートがあしらわれる。
この頃までのAMGモデルは現代の名前ばかりのAMGとは、確実に通常モデルとは一線を画していた。
当時販売価格は、クーペが1182万円
でCLK55にはカブリオレの設定が無かった。
CLK 55 AMGは当時のポルシェ 911より価格は高くて、素晴らしいモデルだが、同時期のM3ほどの強い存在感は残せていない。おかげで、中古車価格もそれを反映しているので当時のM3に比べてお買い得なのだが今は殆ど市場で見かけない。
CLK DTMワークスレーシングカー
DTM ドイツツーリングカーレースの
本物のレースカー
写真はアルファロメオやオペル相手に
圧倒的な速さを誇っていたシルバーカラーのteam AMG、
もっとも有名なメルセデスCLK
元F1パイロットのJ.アレジがドライブ。2002年のドイツ・ツーリングカーレース(DTM)で大活躍を見せたブラックカラーが精悍なCLK-DTM AMG-メルセデス
F1レースではセーフティカーとして当時は、CLK63 AMGブラックシリーズが採用されていた。
番外編、タミヤプラモデルCLK DTM
W208、CLKもDTMでは大活躍していたのでタミヤのプラモデルも当時発売
されていた。
W209、CLKより圧倒的に当時は結構見かけたW208、CLKだが今は滅多に見かけ無くなった。
CLK GTR
そしてCLKシリーズの最頂点はなんと言ってもこのCLK GTRだろう。
CLK GTRはフロントマスクやテールランプこそ初代W208 CLKと共通イメージだがその中身は完全にレーシングカーである。
ミッドに置かれるエンジンは、当時の『Sクラス』用の6.0リットルV12をベースにAMGがチューニングした6898ccのV12(612ps)
1997年よりFIA GT選手権シリーズを
戦い抜く為に急遽メルセデスとAMG
が製作したマシンであるが、
GT1参戦のためホモロゲーション取得を目的としたモデル。
市販のロードバージョンは25台製作されたがロードスターも存在しているが
台数は不明。
CLK GTRは非常に運転が難しい車で
購入者はAMGによって厳正に審査された上で、プロのレーシングドライバーによってドライビングレッスンを受けることが義務付けられていたといわれている
メルセデスのスーパーカーである。
日本にも5台ほど輸入されていて、当時の日本のミュージック界に旋風を巻き起こしていた小室哲哉が2台所有していたのは有名な話しだ。
(事前レクチャーを受けずに購入しているので並行輸入と思われる)、しかし購入後に「運転できないことがわかった」と小室は述べている。
近年のサザビーズで一台のCLK GTRが
オークションに出されたが以外にも安く日本円にして約9800万円で落札された。
CLK GTRは1997年のFIA GT選手権において、全11戦中6戦に勝利する強さを発揮。この年のメーカー/ドライバーの両タイトルをAMGメルセデスチームにもたらした。
CLK GTR LM
メルセデスベンツ・CLK-LMは、メルセデス・ベンツとAMGが1998年ル・マン24時間レース及びFIA GT選手権参戦用に開発した、FIA GT1/LM GT1規定のレーシングカー。
ルマン用のLMのエンジンはV12ではなくV8であった。
CLKのホットバージョンはあらゆるメーカーからミニカーも多数発売されてました。
歴代のメルセデスでも異色の車種歴や派生バージョンを持ったW209とW208のCLKのお話でした。
おしまい