フェアレディZの旧車・レストア・自家塗装・オールペン・L型に関するカスタム事例
2023年02月09日 15時50分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
とっても遅くなりましたが、あけおめことよろです。
「フロントフェンダーを見せろ」って企画らしいのですが。。
あっ。。フェンダー居ない。。
ってか「フェンダーで魅せろ」でしたね笑
フェンダーは持ち帰って作業ちうですた。
溶接の切り貼りと歪み抜きの叩きは終わって、錆止めにエスコを吹いて完全乾燥させてから、ファイバー入りアルミパテを薄く入れてから1度目の研ぎです。
ガイドコートをまぶしてから#120で粗研ぎします。
大きな面を平滑に研ぐには、長い当板が有効っていうか必須。モノタロウで探してみると45cmの当板は8000円。。けっこういい値段しちゃうので自作。ロールのサンドペーパーの幅と同じ75mm幅の角材を反りや捩れのない物を選別して調達。ベルクロテープを貼り付けて剥がれないようにタッカーで数カ所とめて完成。これがあれば魅せるフェンダーもバッチリ造れますぜ!
で2回目以降は中間パテを薄く入れて#180#240#320と番手を上げながら仕上げの研ぎをしますが、とりあえず中間パテまで入れて一旦放置。寒い時期で硬化が遅めなので、すぐに研いでパテが痩せて跡が出たら嫌だしね。
ヘッドライトケースとの隙間とチリ合わせも薄く入れたパテで調整します。
で、最近になって、やっと細かい所に手を入れ始めました。
機械でサビ落とした後の虫食い状の細かいサビは、レストア専門店だとブラストで処理すると思い思いますが、普通の鈑金屋さんや予算に制約のあるレストアの場合はサビ転換剤を使うと思うんですよね。
ごく薄い表面だけのサビなら、それなりに効果あるとは思いますが、自分の車には、あまり使いたくないです。って言うかサビ転換剤まったく信用してません笑。サビの再発させたくなくて血眼でサビ落とししてサビの芽や根っこまで除去してるのに、塗るだけで黒サビ転換でOKなら錆落としに労力使う必要ないですよね笑
リューターで削ってると良くわかるんですが黒錆って言っても酸化鉄です。削り心地が鉄じゃなくて脆い石みたいな感じです。サビは鉄が鉄鉱石(酸化鉄)に戻ろうとする現象だって聞いたことあるんですが納得です。錆びてる時点で鉄じゃないんです。やはり完全除去が理想だと思います。
一気に広範囲の処理はできないので、少しずつ何度かに分けて作業していきます。終わった所はその都度エスコを刷毛塗りしておきます。
虫食い錆は極小のダイヤモンド砥石でほじくり出します。光源の向きを変えたりルーペで確認しながら完全除去を目指します。ブラストも良いけど後処理が面倒だったり、深い虫食いは取り残したりするので使い分けるのがベストかなぁ。最近は面倒くさくて、滅多にサンドブラストしなくなっちゃった。
で、1月は、こんな事もしてました。エンジンルームのハーネステープの巻き直し。黒ビニテじゃなくてハーネス専用のハーネステープを使います。普通のビニテ使うと劣化してベタベタになっちゃうから配線加工の時は必ずハーネステープを使いましょうね(^^)
一気に開腹しちゃうと訳がわからなくなっちゃうので先端から徐々にバラして、3パートくらいに分けて剥がして掃除して巻いてを繰り返しました。ついでに要らない線も間引いちゃいます。純正フルトラの配線も除去しました。
そして純正フルトラアンプも除去。
んで、とりあえずハーネス通したら、こんな感じ。ワイヤータックも考えてたけど今回は「まずは動く状態への復帰」を優先して純正っぽい方向での仕上げにしました。
今現在は、右ドアパネルの下地処理は終わって左ドアパネルの下地処理中。並行して左のフロントフェンダーの処理中。
これからやらなきゃの優先順位は左右ドアパネルの塗装の仕上げとフロントピラー内側のビニールレザー貼り。ドアは引き続きコツコツ進めるとして、まずは難燃性で純正に模様の似たレザーを探してこなきゃ。ピラー周りのレザーを貼っちゃわないとフロントガラスが組めないので。
フロントガラスが入ってドアパネルの塗装が終われば、ドアを閉められるようになるので内装部品の取り付けをどんどん進められるしね。右フェンダーとボンネットに手を出す前に、車体側をテキパキ進められる状態まで持って行きたいなと。
でも、刷毛塗りしたエスコって乾燥が遅くて参るなぁ。。