その他のシェビーバン・AT換装・ワンオフマフラー・空燃比計・アメ車に関するカスタム事例
2020年10月14日 15時32分
シャーシ以外相当ダメダメな個体でしたが現状購入、板金以外の外装・内装・機関系ほぼ全てを夫婦でリペア、カスタムしました。 仕事は元々メカニック、現在はアウトドア、デザイナー、アートディレクター、クリエイター、プロダクツアドバイザーなどとメカニックから広がる様々な事をしています。 VanLifeStyleビルダー第一人者としても活動。 現在BSジャパネクストで毎週金曜22時〜23時放送中の「THE CRAFTSMEN」に夫婦でレギュラー出演中です。
ウチのGMCバンみたく古い個体はATが3速。
純正で付いてるTH350は3速ながら下道での乗り味はホントに調子良く丈夫。
でも仕事もプライベートでも高速を多用して遠方にもよく行く環境だと、スピードは出るけど回転数を考えると80km巡航が妥当なところでした。
常に高回転数で走ってるとエンジン周りにも負担掛かるし燃費も悪い。
という事で4速へ換装となったのですが、電子制御の4L60Eにするのか機械式のTH 700R4にするか。
メーターは既に電気式に変えているので問題無しとしても、電子制御の方が本体も少し高いし制御用コンピューターを増設したりで予算も嵩みます。
川越マウントジーの馴染みのATリビルト屋に聞くと機械式なら即出せるという話があり10月後半に岩手出張でそこに間に合わせたかったし、作りたてマウントジーオリジナルの電子制御ロックアップも試そうかって事で機械式に決定。
マウントジーのリフトが空く隙間を教えてもらい、そこに向けて足りない物が無いようにパーツ集め。
ホーリーキャブのアダプターやプロペラシャフト、それに伴うUジョイント。そしてミッション下ろすのにマフラーもカットする為、せっかくならとフローマスター70とそれに合うマフラーパイプはステンレスで別注。
などなど部品を間に合わせ、マウントジー社長と僕の2人で作業開始
マフラー外してAT本体はサクッと付け替えて僕はロックアップ組み込みやメンバー改造用鉄板の切り出し。
社長は位置出しと溶接。
言葉少なに作業をどんどん進めます。
メンバーももしかしたら95のが使えたのかな。
でも強度抜群のメンバーも付いてあと少し。
つぎはマフラー製作。
2人で合わせて長さや位置決めて仮付け。
マフラーステーの位置も出したら本溶接して完成。
当時のプロペラシャフトは細くて2本式。
せいぜい80kmくらいしか出さなかった時代の物と、方や95年シェビーバンから剥がしたアルミxカーボン製の太くて軽くてバランスの良いシャフト。
コレで高速時の変な振動も減るでしょうね。
買ってあった変換Uジョイントを使ってプロペラシャフト取り付けです。
ピニオンヨークの関係かデフの形状なのか3cmほど短かったんですが入ってる長さと足のストローク考えれば大丈夫そうなのでとりあえず様子見という事になりました。
不具合有ればロングのヨークに交換するかもですが、今のところ全く問題有りません。
ボディ床裏の張りも少し危険な所が有ったんで工作して強度も保ちながらペラも逃がせたので問題無し。
マフラーついでにO2センサー付けて後日空燃費計も取り付け。
メーター換装した際につけてた時計を外して綺麗に収まりました。
コレでキャブ調整もシビアに出来ますね〜♫
ATインジケーターは社外製オーバードライブ付きの物に。ささやかな魅せポイントw
あとはキックダウンケーブルやオイルゲージパイプなんかを調整しながら取り付けてほぼ作業終了です。
一般道、高速と走りましたがマジ最高です!
今のクルマじゃ普通な100kmで約2000回転❗️
800回転ダウンでノーストレスです。
ロックアップもキットをただ付けるだけじゃガクガクで街乗りで辛い時も多いですが、マウントジーオリジナルのキットのおかげで電子制御ばりにスムーズで的確、高速楽々になり言う事ありません。
来週末の遠出がホント楽しみですね〜♫