カプチーノのワンオフ・ワンオフエアロに関するカスタム事例
2022年06月11日 12時42分
静岡西部で、なにか作ってたりします。 基本フォロバしますので、気軽にフォローしてって下さいませ。 当方身体障害者で大きい施設では車椅子でないと移動出来ません。車椅子マークの駐車場を利用している画像も出てきますがご理解いただけたらと思います。
純正バンパー用下の板の固定部分、FRPによる接着、補強も完了、時間もそれなりにたったので、一応反り防止で貼っておいたプラダンから剥がしてみました。
問題ないようです。
残ったマステは・・・
前回は型にマステを貼っていたため、マステ表面側がFRPに貼り付くわけですが、この場合はしっかりPVA塗っておかないとFRPにマステが食い付いて剥がれなくなったりします。
しかし今回はFRPの合わせ目の隙間埋めで貼っているため、マステのノリ面がFRPに貼られ、隙間に入ったFRPの樹脂がノリ面で硬化するわけですが、この場合はマステは簡単に剥がれます。
ノリのおかげでFRPが食い付かないようです。
便利・・・もっと有効に使えないか検討中・・・
余分な部分を切り落として・・・
これでほぼ形になったはずです。
確認で純正バンパーにはめてみました。
問題なさそうです。
そのまま次の作業へ。
外したプラダンを再利用、純正バンパーの一番出っ張ってるところのラインを書き込みました。
水色ラインは失敗、黄色ラインが成功。
下の板部分、バンパーのラインに対して真ん中がかなり出てます。
装着確認では大して気になりませんでしたが、多分コレ、完成して色が着いたら目立つようになりそうです。
ということで今のうちに修正しておくことに。
先端を切って削って・・・
かなり合わせられました。
これでかなり良くなるはずです。
下の板のフチを作る準備で、フチ近辺を一通り削っておきました。
一度母屋に入れて、フチ部分にプラダン貼って・・・
先端部分は路面にこすってゴリゴリされる可能性があるので、しっかり食い付くように、最初にサーフィスマットを貼っておくことにしました。
まあ、ひどくガリガリやったらどうしようもないので、気休めレベルかもですけど。
サーフィスマット貼って・・・
今回はこんなの使います。
個人的にはFRPパテと呼んでます。
FRP貼るのに使ってる樹脂にガラスチップ・・・束ねたガラス繊維を数ミリの長さでカットしたものを直接混ぜたもの。
部分的に厚く盛れて硬化するとかなり固くなります。
それを路面にこすりやすい裏面のフチへ。
FRPパテの難点は、強靭なトゲトゲがいっぱい出来ること。
触ると痛いしケガもしやすい・・・
そしてトゲが強靭でペーパーでこする程度では取れません。
自分の場合だとベルトグラインダでコリコリコツコツ削ったりしますが・・・
今回は硬化する前にタルクパテである程度覆ってしまうことにしました。
タルクパテは、FRP資材屋さんの呼び名で、樹脂に石を砕いた粉末を直接混ぜたもの。
硬化してもFRPパテよりは柔らかい感じ。
盛ったとこ画像撮ってなかった・・・
硬化後、電動サンダーでプラダンの高さ、ほぼフチの高さで削りました。
次は表面。
貼ったプラダンが足りてないところにマステ貼って・・・
個人的に粉末パテと呼んでいるものをフチ部分へ。
パテやFRPを削った粉を樹脂に混ぜてます。タルクパテの変わりのつもりです。
強度もたぶんタルクパテ同等かと。
リサイクルってことで。
ただ、ここでちょっと問題発生。
このあとヘラで整えるつもりでしたが、硬化し始めてしまい整えられず。
実は今まで使っていた硬化材が切れてしまい、新しいものを使ったところ、いつもより硬化が早かったのでした。
硬化が早かったので、そうそうに削って・・・
意外と悪くなかったです。
ここからは板金パテに切り替え。
ここで作業終了。
こちらも形になって来ました。