190シリーズのリップスポイラー取り付け・フロントグリル交換・熱環境の改善効果に関するカスタム事例
2022年07月24日 17時23分
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ノーマルフロントバンパーにリップスポイラーを取り付けしました。
16V系のフロントバンパーをノーマルフロントバンパーに取り替えました
どうしても見た目が今一つでしたのでリップスポイラーをインストールしてみようと
トライしました。
同時にリップスポイラーの雰囲気に合わせてフロントグリルをAMG風のボディ色タイプに変更です。
ウインカーはアンバーのままとしてみました。
リップスポイラーの材質はABS製です。未塗装の黒色でシボ仕上げです。
地面が近くなっています。おおよそ80ミリ程度でヒットします。
リップスポイラーはebayでラトビアから来ました。
お値段29ドル、送料35ドル 円安傾向ですので少し割高
中身は、TAIWANの文字がありました。2分割でセンター割り付け
両方のエンド部をカットする事で色々なベンツ系の車種に取り付け可能なユニバーサルタイプ
W124 のノーマルバンパー車両に仮置きしてみました。
問題なく取り付け可能ですね!
(所沢の師匠のご協力に感謝です)
リップスポイラーを仮付けして、カットラインを決めます。
仮止めには大きめの事務用クリップを使いました。
ノーマルバンパーのラインに違和感なく合致しています。
ノコで切断します。
ここは一発勝負です。ノコ刃を新品にして一気に切断です。
ABS樹脂は接着剤との相性があまりよろしく無いので手直し出来ません!
エンドキャップは有りませんから切りっぱなしです。
取り付けの途中です。
この時はどうなるものかと心配でした。
フロントバンパー下面にドリルで取り付け穴を開けて固定すれば完成です。
各種温度管理について現況を確認します。
外気温は35.5°、エアコンON、いつもの踏切での渋滞待ち
ノロノロと進んでいましたから走行風は無し、右端の温度計はATFの油温75.2°です。
センサー測定位置はリターン側の温度です。ATFの油温は測定位置を変えながら年間を通して
確認しています。エンジンオイル90°でした。
ノーマルフロントバンパーの風通しの良さが各種温度の安定に効果有りのようです。
16v系フロントバンパーでは、ATFの温度が90°を超えていました。
ノーマルバンパーのバランスの良さを改めて考えさせられました。
16V系は、通常の190Eに比べるとおおよそ2倍程度のエンジンパワーを発揮します。
走る事を優先すれば特有のエアロ系フロントバンパーで良いのでしょうが、現在の
温度環境ではノーマルフロントバンパーの開口の広さが熱的に大変に有効で有ると
感じた次第です。また、ノーマルバンパーで見た目がイマイチだよなとお感じの
オーナー様は、今回のリップスポイラーを検討されてはいかがでしょうか?お安い割には
随分と雰囲気が変わります。W124にお乗りの方も同様です。
最後に16V系のフロントバンパーをご覧ください
ナンバープレート裏に開口部(外気の取り入れ口)があります。
空力的には良さそうな形状です。